株式会社ピエトロの‟気分がアガる”オフィスとは?~DAYS OFFICE導入事例~
<働くことが、よりポジティブに。リニューアル後の「ピエトロ愛」あふれるオフィスに潜入!>
こんにちは! GOOD WORK DAYS. 編集部です。
突然ですが、編集部は「ピエトロ」のドレッシングが大好きなんです。
オレンジ色のキャップの「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」を冷蔵庫に常備しているんですが、何にでも合うんですよね~。
そこで今回は、リニューアルされたばかりの福岡・天神にあるピエトロさんの本社オフィスにお邪魔しました。今年12月に創業40周年を迎えられるということで、長きにわたり愛され続ける企業で働くみなさんは、日々どんなふうにオフィスで過ごされているのでしょうか?
オフィスリニューアルのプロジェクトメンバーを代表して、ピエトロ社員の鍋内さん、松田さんのお二人にお話を伺います!
株式会社ピエトロ
(写真右から) 鍋内純一さん:株式会社ピエトロ 経理・IR部
松田詩織さん:株式会社ピエトロ 宣伝広報室 兼 ファンコミュニケーション室
【目次】
「元気が出るオフィス」をつくりたい
ーまずは、創業40周年、おめでとうございます!
- 鍋内
- ありがとうございます!
ー40周年記念で発行された『ピエトロWalker』も読ませていただきました。社員のみなさんの愛社精神というか、「ピエトロ愛」がすべてのページに詰まっていて、素晴らしかったです!
- 松田
- ありがとうございます。制作にかかわっていたので、楽しんでいただけて嬉しいです!
ー今日お邪魔している本社オフィスも、2018年から3年計画で改装中なんですよね。オフィスリニューアルのきっかけは何だったんですか?
- 鍋内
- 2018年4月に、会社の業務改善や課題解決スピードを上げること、社内コミュニケーションの向上を目的に、全社にわたってプロジェクト活動が拡大されました。 そこで「ピエトロで働くすべての社員それぞれが働きやすい環境を選択できる仕組みをつくり、みんなで会社のことを考えることで、働きがいのある会社をつくりたい」という社長の想いから、「働きがいプロジェクト」が立ち上がったんです。
ー「働きがいプロジェクト」ですか。
- 鍋内
- はい。そのプロジェクトの一環で、フリーアドレス制の導入やコミュニケーションスペースの新設といった、オフィスのリニューアルプロジェクトも進めていきました。
ープロジェクトにはどんなメンバーが参加されたんですか?
- 鍋内
- メンバーは営業や広報、総務など各部署の社員が主体で、基本的には立候補制で集まりました。社員にアンケートを取ったり実際に話し合ったりして、新オフィスのアイデアや意見を収集していきましたね。
ー新しいオフィスはどういったコンセプトで考えていったんですか?
- 松田
- コンセプトは「元気が出るオフィス」です。社員が朝出社したときに気分やモチベーションがアガるオフィスにしたかったんです。なので、オレンジや黄色などのビタミンカラーを取り入れたんですよ。
ーたしかに! いるだけで気持ちが明るくなる空間ですね。デスクの形も楕円や五角形などさまざまで、ユニークだなと思いました。
- 鍋内
- これもやはり、楽しく明るい気持ちで働けるようにとの意図で、造作家具もこだわりました。
ランチにミーティングに。「Cスペース」って?
ーここが、コミュニケーションスペースとして新設された「Cスペース」ですね。DAYSのビッグカウンターを導入いただいてありがとうございます!ハングライクのチェアも、ライトイエローのフレームを選んでいただいて、コンセプトにぴったりで嬉しいです。
- 松田
- ありがとうございます!
ーこのスペースは、どんなふうに使われているんですか?
- 鍋内
- ランチを食べるカフェスペースとしての利用を中心に、フリーアドレスの執務スペースや打合せブース、「Mottainai」プロジェクトなど各プロジェクトのPRの場としてなど、多用途に使っています。
最近では、新事業として立ち上がったスープブランド「PIETRO A DAY」の社内販売のコーナーもできました。
ーこのスープ、気になっていたんです! ブランド名にも勝手に親近感を抱いていました(笑)。
- 鍋内
- いまはピエトロビルに入居しているテナントさんや、地元テレビ局などから導入を始めていて、テストしながら徐々に拡大予定です。
ーそうなのですね! 編集部でもぜひ導入したいです!
- 松田
- お願いします(笑)。
ーところで、「Cスペース」の「C」って、どんな意味なんですか?
- 鍋内
- 「コミュニケーション」「チェンジ(気分の切り替え)」「クリーン」など、さまざまな意味があります。3つめの「クリーン」は、清潔さを保ってオフィスを大事に使おうという想いからですね。
ーたしかに、オフィスでも自宅でも、どこか一か所を綺麗にすると、それにつられてほかのスペースも綺麗になるっていいますよね。
- 鍋内
- そうなんです。Cスペースだけでなく、執務スペースもしっかり整理整頓しようとか、打合せスペースも自主的に掃除しようとか、社員みんなが清掃意識を高めるきっかけになればと思っています。
「Cスペース」ができて、変わったこと
ー「Cスペース」を新設されて、どんな変化がありましたか?
- 松田
- やっぱり一番変わったのは、コミュニケーションの量です。とくに私は広報担当なので、他部署とのやりとりが多いんですね。固定席だったときは、ちょっと聞きたいことがあってその部署まで足を運んでも、「あ、いま忙しそうかな……」と躊躇してしまうことがあったんです。
でも、フリーアドレスになって「Cスペース」ができてからは、わざわざ会議室を取らなくても気軽に話せるので、クイックなミーティングが増えましたし、コーヒーサーバーでコーヒーを淹れている間にちょっとした雑談ができるのもいいですね。あとは、いままで緊張して話しかけにくかった他部署の人とも、リラックスして話せるようになりました。
そういえば、ここでランチをとっていたら、遠くの席からいま進めている業務の話が聞こえてきた、なんてこともありましたね。とにかく社内のタテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションが圧倒的に円滑になりました。
ーちなみに普段、本社勤務以外の社員さんとコミュニケーションを取られることはあるんですか?
- 松田
- 博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)に自社農場がありまして、そこでの農作業研修が、半年に1回程度ローテーションで回ってくるんですね。そこでは本社スタッフだけでなく、レストランや工場勤務のスタッフなど、それまで顔も知らなかった社員たちと一緒に作業をします。社長とも、リラックスしながら、普段はできないような会話ができるんです。
ー日常を離れて土に触れる時間って単純にあこがれてしまうのですが、普段と違う環境にいるとリフレッシュになるし、積極性も生まれそうですよね。
- 松田
- 月並みな表現ですけど、やっぱり一緒に汗を流して作業をすると仲間意識も強くなるし、それこそ社内のタテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションが取れますよね。
そういった能古島でのコミュニケーションが好きで、いま「Cスペース」でそれを実現できているのが嬉しいんです。
ピエトロ社員のみなさんのランチタイムが知りたい!
ーちなみに、みなさんはランチタイムはどう過ごされているんですか?
- 松田
- じつはリニューアル前のオフィスには、ランチが食べられるようなスペースがなかったんですよ。だから、ほとんどの社員は外食していました。
ーえ、それちょっと意外です!
- 松田
- オフィスのある天神エリアには、おいしくてリーズナブルなご飯やさんがたくさんありますし(笑)。
ーなるほど……!(笑)
- 松田
- なので、リサーチや情報収集をしたいとき、社員とコミュニケーションを取りたいときに、「ちょっと外行こうよ」と誘い合っていますね。
- 松田
- でも、「Cスペース」ができてから、社内でゆっくりランチが食べられるようになったことも大きな変化ですね。以前は自席で食べるしかなかったので、食べ物の匂いなども気を遣ってしまいますし、電話を気にしながら食事をしていたので、あまりくつろげませんでした……。
いまは出社率を50%に下げているのですが、そのうち7~8割の社員が「Cスペース」でランチをとっています。
- 鍋内
- ランチ後の気持ちの切り替えもしやすくなりましたね。
ーなるほど~。そのときは、やっぱりこだわりの手料理がお披露目されるひとときなのでしょうか?
- 松田
- いえいえ(笑)。でも、ピエトロの商品をつかった活用レシピを教え合うことはありますね。「今日のお弁当に入れてきたよ」とか。ちなみに、ドレッシングの「和風しょうゆ」は、意外とご飯に合うんですよ。チャーハンの味付けに使ったり、すし酢の代わりに使ってみるのをオススメします!
- 鍋内
- 僕は、アボカドと水菜のサラダに『おうちパスタ』シリーズの「ジェノベーゼ」をかけるのが好きですね。生ハムも合いますよ!
ーおいしそうです……! 早速試してみます!!!
仕事とは?オフィスとは?
ーお二人にとって、仕事とは何ですか?
- 松田
- 仕事は、「自分の成長につながるもの」ですね。私は広報担当としてピエトロの魅力を伝えることが使命なのですが、今年度からファンコミュニケーション室も兼務しています。「新規のファンを獲得するには?」「すでにピエトロファンでいてくださる方たちにより好きになってもらうには?」など、どんなアプローチがいいかを考えるという新たな使命ができました。
また、今回のように「働きがいプロジェクト」に参加して、自分以外の誰かがどうしたら働きやすくなるかを考えたりと、常に新しいことにチャレンジさせてもらえています。人生でいまが一番頑張っていると言いきれます!
- 鍋内
- 本社の経理担当なので、社内各所から集まってきた数字を整理していくのが主な仕事なのですが、その結果が認められると嬉しいですね。決して華やかな部署ではないですが、家族との時間を大切にして、毎日を充実させるために、日々の仕事を頑張れていると思います。
ーオフィスとは、どういった場所ですか?
- 松田
- 今回のリニューアルと在宅ワークを経て、「イス1脚でこんなにも働きやすさが変わるんだ!」という新しい発見がありました。それに、今日みたいに久しぶりにオフィスに出勤して同僚に会えるとやっぱり嬉しいですし、オフィスは「快適に仕事ができて、元気になれる場所」ですね。
- 鍋内
- 僕の場合、じつはオフィスって「ストレスと戦う場所」だと思っていたんです(笑)。
ーなんと(笑)! どういうことですか??
- 鍋内
- 経理などの管理部門って、基本的にずっと社内にいて、自席で仕事をするじゃないですか。固定席だった以前のオフィスでは、気持ちの面での閉塞感や窮屈さみたいなものが、どこかにあったんですよね……。
でも今回、オフィスをリニューアルしたことで、その意識が変わりました。いま、屋上を癒しの空間にする計画をしているんですよ。ちょっとした休憩ができる、リラックススペースにできたらと思っています。
ー羨ましい! 開放感たっぷりで疲れが吹き飛びそうですね。そういえば先ほど「働きがいプロジェクト」は立候補制だったと仰っていましたが、「快適なオフィスで働きたい!」という鍋内さんご自身の強い想いを感じました。
- 鍋内
- 今年はエントランスや応接ブースの改装、それからアフターコロナに向けたフロア拡張・席数増設など、まだまだ課題はたくさんあります。「健康プロジェクト」のメンバーと一緒に、健康器具の設置も構想中です。
ーこれからますます楽しみですね! すべての改装工事が完了されたら、また取材させてください!
- 松田
- ぜひぜひ、お願いします!(笑)
編集後記 by GOOD WORK DAYS. 編集部
終始、「ピエトロ愛」あふれるお話をしてくださった鍋内さん、松田さん。
社員のみなさんが愛を持って、モチベーション高くお仕事をされているからこそ、40年もの間おいしいものを作り、愛され続けることができるんですよね。そんな素敵なオフィス空間にDAYSの家具があること、編集部一同とっても嬉しいです!
今回の「Ⅽスペース」の導入と活用法については、みなさんもぜひ、オフィスリニューアルの参考にしてみてくださいね。
(編集後記 おまけ)
ちなみにDAYSチームは、家具のプロトタイプを作りながらカラーバリエーション検討しています。こちらはそのうちの一つなのですが……あれ? ピエトロドレッシングの色と似てる⁉ということで、編集部ではあふれる「ピエトロ愛」ゆえ(?)、このハングライクチェアを使ってます。(製品化の予定はありませんm(__)m)
(おわり)
【今回の納入事例の使用家具は・・・】
①ワイヤードソファー コンパクトタイプ ストレート
②ウッドチルト スタンダードタイプ
③ハングライク スタンダードタイプ/ハイタイプ
④ビッグカウンター
取材実施:2020年9月
※本記事は、2020年9月に「DAYS OFFICE」公式noteへ公開した記事に加筆・修正したものです。
株式会社ピエトロ