【対談】「働くってなんだろう?今求められる理想のオフィスって?」(後編) 長谷川ミラ〈タレント〉× 加賀大喜〈DAYS OFFICE ブランドディレクター〉
さまざまなゲストを迎え、「自分らしさを叶えながら働く」ことを考えていくDAYS OFFICE SPECIAL TALK。記念すべき第1回には、自身も会社を経営しつつタレント・モデルとしても活躍する長谷川ミラさんにご登場いただき、"働く"にまつわる最前線についていろいろな角度から考えてみました。この記事では、前・中・後編のうちの前編をお届けします。
─ 2025 年から大幅なリニューアルが行われるDAYS OFFICE ですが、今後の展望は?
加賀 多くの企業や組織で、「人材獲得」というのがいま大きな課題になっています。そこで「多様性」、つまりは多様な働き手が自分らしく活躍できる環境づくりに貢献したいと思っています。「働く」ことについてマイナスな印象を持つ人も多いと思います。「気が乗らないけど仕方なく働く」とか、「月曜日が嫌い」だとか。DAYS は、少しでも「こんな風に働きたい」「働くって楽しい」と感じてもらえる手助けになればと思って、どんどん新しい事にチャレンジしていこうと考えています。これまで大切にしてきたコミュニケーションという軸は、もちろんこれからも大切にしながらも、次のステップとして、今後は、もっと個の価値観に焦点を当て
ていきたいと考えています。先ほど長谷川さんがおっしゃっていた「働く」に直結しないものでもいいと思っています。オフィスに、眠れてしまうくらい本気でリラックスできる場所だったり、音楽が楽しめる場所だったり、逆にすごく集中できる場所とかがあってもいいなと。
長谷川 それすごくいいですね!そんなオフィスがあったら私が働きたいです(笑) ふと思いましたが、敬語なしゾーンとか作るのはどうでしょうか。木曜日の夜のこのスペースでは敬語禁止、とか。無礼講で、上司と部下とのコミュニケーションが活性化するかも(笑) でも真剣な話、どうやったら働く人が楽しめる空間を作れるかっていうのは、真剣に考えていかないといけないし、働く人それぞれの価値観だったり個性を尊重していくような取り組みは、今後の日本企業にとってとても大事な概念だと思いますね。それが、働きやすさに直結すると思いますし。
加賀 敬語なしゾーンいいですね!(笑) ヒエラルキーが薄まってコミュニケーションが増えそうです。オフィスはどれだけワクワクする場所になれるんだろう?という問いに対して、さまざまな企業様とコラボレーションなども積極的にしながら実験していきたいです。例えば、クラウドファンディングのように、あるアイデアに投票型で実現したい!の声をいっぱい集めて、それを商品化してみるとか。あとは「理想の働き方アワード」みたいなイベントで実際に働く人の声を吸い上げ、その中から商品化してみたりとか。オフィス家具にとどまらず、働く人のことを第一に考えて、幅広い商品を生み出していけるブランドでありたいと思っています。今回は第一弾として、DAYS OFFICE の理念に共感いただいたブランドの商品やサービスをセレクトさせてもらい、ショールームに展示しています。
長谷川 オフィス家具にとどまらない形で「新しいオフィス作り」をリードしていくブランド、DAYSOFFICE。なんだかワクワクしてきました!
加賀 働く人が前向きに楽しいと感じながら働ける未来を、必ず実現していけると私たちDAYSOFFICE は信じています。これを読んでくださっている企業の皆さまと手を取り合いながら、革命を起こしていければなと。DAYS OFFICE の今後に乞うご期待ください。
PROFILE
長谷川ミラ〈タレント〉
タレント、モデルとして数々のTV 番組や雑誌に出演。またJ-WAVE の番組「STARTLINE」ではナビゲーターを務める。さらにデジタルマーティング事業等を展開する会社のCEOとしても活躍中。社会問題などを発信するオピニオンリーダーとして発言に注目が集まる。
加賀大喜〈DAYS OFFICEブランドマネージャー〉
「DAYS OFFICE」ブランドマネージャー。武蔵野美術大学を卒業後、2008 年にコクヨ株式会社に入社。商品開発や商品企画などの部署を経て新規事業戦略に携わったのち、2024年より現職に至る。
※3 置き家具:デザイン・サイズ・機能などを規定のものから選べる既製品。大掛かりな工事が不要で、そのまま設置が可能。