「技術立脚型経営へのシフト」を体現するためのオフィス移転。社内外の交流と共創の場を持つことと、自律した社員同士が積極的に交流し新たな提案や挑戦が創発される状態を目指した。
「人と技術」が交わるオフィス。社外にも開かれた共創の場と社員ラウンジをセンターフロアに設定。4フロアすべての場所で今まで閉じられていたものをオープンにし、人と知識の交流が促進される計画とした。
社内外との共創拡大のために、技術を展示するショールーム“SQUARE LAB“と、アイコニックな照明ラインを持つイベントスペース、その奥に社員の憩いの場として、朝活、ミーティング、懇親会とオールデイで人が集うラウンジを一連のつながった空間として計画。 事業部ごとのグループアドレスエリアではABWの導入と会議のオープン化を計り、自律性高く働きながら人と人、人と知識が交流する多様な場と仕掛けとした。
東京都港区
2020.06
9100㎡
JX金属
照明計画 HIBIKI
植栽デザイン AZU KIMURA
大成建設 コクヨ
Nacasa & Partners
Sky Design Awards
日本空間デザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。