低層階が阪急うめだ本店、高層階がオフィスフロアで構成される複合商業ビル、大阪梅田ツインタワーズ・ノースに入居するオフィスワーカー専用のラウンジの計画。ワーカーが誇りを持てる「阪急うめだ本店」にしかないデザインが求められた。
「阪急」から着想を得たムードの展開がコンセプト。阪急電車・阪急うめだ本店のデザインにインスピレーションを受け、その要素を空間全体へ展開することを志向した。
ファサードとなる壁面にマルーン色を用いた他、内装やサインには随所に幾何学を用いた文様が描かれている。単一ではない複層的なデザインアプローチが、滞在する中でブランドを感じられる空間体験を実現した。
大阪府大阪市北区
2023.12
161.5㎡
阪急阪神不動産
サイン ahd osaka
コクヨ
ahd osaka
Sky Design Awards Shortlist
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。