複数のディビジョン間でのクリエイター同士のつながりが少なかった従来のオフィスをリニューアル。垣根を超えて場を共有することで交流が出来る社内コワーキングの整備に取り組んだ
“Organic Junction” をコンセプトに、壁のない大広間でクリエイター間のコミュニケーションを活性化させることを目指した。
働き方に合わせて働くを場を選べるように、オフィスにはリラックス、集中、共創といったアクティビティに応じた多様な場が用意されている。空間の中央に位置する象徴的なカーテンで仕切られたスペースは、カーテンをフレキシブルに動かすことで、打ち合わせはもちろん、イベントの開催といった多様なアクティビティを許容できる受け皿として機能している。
東京都港区
2017.09
955㎡
博報堂プロダクツ
照明計画 コイズミ照明
植栽提供 AZU KIMURA
大林組 関電工 コクヨ
エスエス企画
DSA 日本空間デザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。