床材総合メーカーのショールーム3フロアの改修計画。「最適な床材に導くための体感」このコンセプト実現にむけて、空間デザイン、展示計画、ムービー製作、デジタルコンテンツ製作など総合的な計画を実施した。
床選びの新しいプラットフォーム、それが体感型ショールームELab(エラボ)。床の可能性と魅力を実感できる体感型のツールと空間を備え、イメージ通りの空間を創造する最適なマテリアルとの出会いを提供する。
建築はマイケル・グレイブス氏により設計された「スクエアグリッド」を基調としたデザインである。このモチーフを床材を表現するミニマムな形と捉え、施設サインから空間までワンモチーフで構成し、事業を象徴する施設となることで目指した。2Fと3Fは空間機能として「可変性のあるスクエアグリッド」を導入することで、既存建築との融和を試みると共に、ショールームの要件である模様替えを容易に行えるようにしている。
東京都千代田区
2015.10
750㎡
田島ルーフィング
ネーミング ロゴ&サイン
デジタルコンテンツ 寒山
NTT都市開発ビルサービス コクヨ
Nacasa & Partners
SDA 日本サインデザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。