メディアコンテンツ事業拡大のため、サテライトオフィスを計画。雇用創出と商店街再生を目的に日南市と連携し、民・官協業による日本の地方創生モデル創出を目指した。
コンセプトは“WORK-TRIP-GALLERY”。日南市と東京を結ぶ“WORK-TRIP”という働き方を商店街のオフィスで実践し、旅をするように楽しみながら働く姿を地域の人々に魅せる、ギャラリーのような空間。
地方における新しい働き方として、場所に捕らわれないIT企業らしいクリエイティブな働き方と、地域に開かれたアットホームな関係性を構築。商店街のアパレルショップを改修したオフィスは商店街のひとつの機能として魅せる文化に着目し、働き方のギャラリーとして位置付けた。オフィス内はフリーアドレスを採用し、ゆとりあるスペースづくりによって他のIT企業がすぐにサテライトオフィスを構築できる受け皿をつくり、継続した企業誘致活動を支援できる空間とした。
グッドデザイン賞
日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞
DSA 日本空間デザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。