M&Aや事業拡大に合わせて、エンジニアリング部門を隣のビルへ移転。常に活気溢れるクリエイティブな働き方が求められた。
コンセプトは「UNITED FESTIVAL」。ワクワクするフェスに向かうようにチームが一丸となって、様々な場所を選びながらクリエイティブな活動をみんなで楽しむことができる場所となることを目指した。
それぞれの場所はオープンにしつつも隠れる場所を設けた。部屋内と外で高さを変えることで頭だけが見えたり、窓からその奥のスペースが垣間見えたり、自然がつくるであろう丁度いい関係性を目指した。家具に座るというよりも屋外フェスのように床に座るぐらいの感覚で、中央からリラクゼーションエリアまで段差をつくり地形的に表現した。中心には大きなシャンデリアのあるステージをつくり、みんなが気軽に集まれる場所を用意した。
JCD デザインアワード Best 100
SDA 日本サインデザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。