新しいワークスタイルを実践しながら、多拠点へ波及/フィードバックする。ダイキンらしい働き方のハブとして機能するオフィスの構築。
“Feel Air”をコンセプトとし、目に見えない「空気」を可視化したような鮮やかなブルーのカーテンをデザインした。「空気で答えを出す会社」というダイキンらしさを体現するためのキャラクターとなるよう、空間全体に横断させるダイナミックなレイアウトとしている。
オフィスには、働き方に合わせて働くを場を選べるように、リラックス、集中、共創といったアクティビティに応じた多様な場が用意されている。また空間の中央に位置する象徴的なカーテンで仕切られたスペースは、カーテンをフレキシブルに動かすことができて、打ち合わせはもちろん、イベントの開催といった多様なアクティビティを許容できる受け皿として機能している。
東京都港区
2020.04
800㎡
ダイキン工業
テキスタイル Studio Akane Moriyama
コクヨ
エスエス企画
MUSE Design Awards GOLD
Sky Design Awards
日本空間デザイン賞
SDA 日本サインデザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。