日清食品ホールディングスの三拠点のクリエイティブ部門を集約。アウトプットの更なる向上の為、クリエイティブ部門同士の接点を増やし、互いに影響を受け合うことを目的とした。
コンセプトは「ラクあれば創あり、創あれば楽あり」。働き方改革のあるべき姿は「職場がラクになると、楽しく、イキイキ働け、もっと成果が出せる」ことであると捉え、新しいオフィスの構築を行った。
壁のないオープンなオフィスでありながら、中央のワークスペースの床を高くすることで、エリアを緩やかに分けている。お互いに雰囲気を感じながら楽しさを共有し、また刺激を受け合うことでクリエイティブな発想力と生産性を高めることを狙っている。床の高低差はエリアを分けるだけでなく、多様な空間を生み出している。集中に特化したエリア、人が集まりやすいエリア等、社員はその日の業務に合わせて場所を選択することができる。
東京都新宿区
2018.03
970㎡
日清食品ホールディングス
照明計画 ModuleX
グラフィック 日清食品HDデザイン室
三菱プロパティマネジメント コクヨ
Nacasa & Partners
日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞
DSA 日本空間デザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。