リニューアルに伴い、国内外の各拠点のデザイナーが集い・交差し・刺激しあい・対話しながら 「モノ・コトを生み出し続ける」ことを目指し、従来のオフィスのあり方を見直した。
アイデアを交差させる“Co-Creation”と、じっくり個人で集中できる“Creation”を1日の中で何度も行き来できるオフィス。
オフィス中央を横切る通路型共有空間 「アーケード 」。通常はオープンミーティングの場として、また年に数回製品サービスの他部署に向けた情報発信の場として展示空間の場となる。その2つのアクティビティを両立する照明・什器を計画選定した。執務スペースは各々のデザイナーの集中に重きを置いた囲われ型の席になっていて、同僚が気軽に話しかけられるように2連ごとに通路を設けている。
東京都港区
2019.09
非公開
ソニーグループ株式会社
照明計画 ModuleX
清水建設 関電工 コクヨ
Nacasa & Partners
DFA Design for Asia Awards Merit Award
Sky Design Awards BRONZE
日本空間デザイン賞
商店建築2021年4月号
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。