社会の変化に合わせて、場所にとらわれないハイブリッドな働き方が広がりつつある中、「創造性を加速させる場」としてのオフィスにおける「繋がる」のあり方をアップデートする必要があると考えた。
「働く場に集い、より深く繋がる」というコンセプトのもと、様々なレンジにおける繋がり方に着目し、森林経営モデル実現に向けた新しい働き方へ変化を加速させる環境構築を目指した。
3層のオフィスフロアごとに、求められる繋がり方に合わせたテーマを設定した。「耕す・創る・描く」の各テーマに対して「経営と現場・経営ビジョンと事業・事業とエンドユーザ―」を繋ぐことを意識して、その活動を支援する空間やテクノロジーを計画。各階毎に異なるデザインコードを用いることでその階で目指す姿が表現されている。
東京都港区
2022.06
1,635㎡
コクヨ
照明計画 ModuleX
植栽提供 青山花茂本店 プラネット
ディスプレイ ACTUS
アートコーディネート MAGUS
テキスタイル計画 fabricscape
ライブラリー選書 文喫
竹中工務店 IDEX seventh-code 樹楽製作所 コクヨ
Nacasa & Partners
日本空間デザイン賞 Longlist
Sky Design Awards Shortlist
German Design Award Gold
iF Design Award
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。