VUCA時代の新たな価値創造にオープンイノベーションは必要不可欠。このエコシステムを成立させる「未来ラボ」を設置し、イノベーションを駆動させることで成長を加速させる。
「多様な人々と出会い、気づき、共に“見たこともない世界”を考える。」社内・社外の多様な価値観をもつ人たちと出会う装置として機能する空間をデザインした。
「MIRAI LAB PALETTE」は 期間限定の会員制オープンイノベーションラボ。多様なプログラムやイベントが提供される、実験的な取り組みの為の「共創の場」として開設。様々な個性が交じり合うパレットのような多様性を表現する場として、プロジェクトオフィスを中心にコワーキング・ワークショップ・スタジオ等、個性ある機能が用意されている。8つの店舗区画を利用して施設が構築され、既存インフラを効果的に活用した空間が展開されている。
DSA 日本空間デザイン賞
商店建築2019年10月号
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。