住友商事の社員や、共にイノベーションを起こすことを目指すスタートアップなどの社外パートナーのための会員制オープンイノベーションラボ。約8か月間のPOC期間を経て、機能やプログラムをアップデートしている。
コンセプトは「実験的で、失敗を許す、世界一多様性にあふれた未完成なラボ」。異なるカラーの人材やテクノロジーと出会い、刺激し合い、組織の壁を超えた価値を創造するためのプログラムやイベントを提供している。
住友商事のルーツである「銅」や、様々な素材をリアルとバーチャルでミックスしながら多様なシーンをデザインした。パレットのように、多様なマテリアルが空間に溶け込み、毎日異なる表情をもたらすことで、利用する人の創造性を刺激することを目指している。テック系スタートアップの支援スペース・ギャラリースペース・ライブラリーを設けた他、アイディエーションを促進するスペースを随所に配置した。
東京都千代田区
2020.01
665㎡
住友商事
ブランディング 電通 電通ライブ
アート team Lab
三菱地所 コクヨ
Nacasa & Partners
日本空間デザイン賞
「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。小さなものから大きなものまでスケールにとらわれずデザインすることで、これまで気づかなかったより豊かな日常が生まれると考えています。
よりよいものは当たり前な日常の中に潜んでいます。わたしたちは文具といった小さなものから建築という大きなものまで、ひとつひとつを丁寧に、スケールを行き来しながら行為やその場所を作ることを大切にしています。これからの日常をつくるために、まずひとつながりの日常を行為で分解し、一人ひとりが、もっと自分らしく、もっとワクワクする組み合わせを考えていきます。たくさんの行為がいきいきと結びつくことで、WORKとLIFEはより豊かになるに違いありません。「はたらく」ことから「まなぶ」「くらす」ことへ。そこに生まれるいくつもの行為 を想像し、これまで気づかなかった次の日常をデザインしていきます。