週間座席表
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2016.08.01
フリーアドレスなのに毎日同じ席ということありませんか?
フリーアドレス運用をする利点の一つに部門を越えたコミュニケーションの活性化があります。
どこでも自由に座って仕事ができるといっていても、意識していないと同じ席に座って周りに座る顔ぶれもいつも同じということになりがちです。
座席シールを貼りかえて毎日席替え
社員用入口の近くの壁面にレイアウトが描かれた座席表を掲示して、毎日変更される座席シールの場所に該当する人が座るというルールを決めています。このオフィスではエリア営業担当(エリア)、市内営業担当(市内)、ステーショナリー担当(STG)、ファニチャー担当(FNG)、グループリーダー(GL)、女性(Fe)などそれぞれの社員をいくつかの属性に分けています。これを座席シールとして運用することで、エリア営業担当が座る場所、グループリーダーだけが座る場所、女性だけが座る場所など日によって座る場所を変えるようにしています。毎日座る場所と周りに座っている人が変わることでオフィス内のいろんな人と会話できる機会を増やすことができます。
緩やかな情報共有
仕事を進める上では、受発注や指示報告など相手や内容が決められたフォーマルなコミュニケーションだけでなく、職場のメンバーの人となりを知っておくことや、直接業務とは関係はなくても周囲で起こっていることを知っておくことが、思いがけず役立つことは多いものです。
こういったコミュニケーションはインフォーマルコミュニケーションと呼ばれますが、複合機の前で出力を待っている間の雑談であったり、座席で仕事をしている中で声を掛けたりといった形で行われます。所属する部署に限らず、オフィスにいるメンバーがいろいろな人とコミュニケーションをとれるようにするための工夫です。(2016/08/01)
カイゼンマンの紹介
これは、フリーアドレスのテーブルを導入したものの個人席化してしまった、失敗の反省から出来た運用ルールです。
意識的連携と偶発的連携の両側面を持ち合わせた運用になっています。また、指示されたグループアドレスのメンバーはその日、連携して会話をするキーワードを指定し、目的に近づける工夫も取り入れています。
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