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広報起点での「働き方改革」

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2019.02.05

人事でも労働組合でもない、ボトムアップでの働き方改革!?

言葉としてはすっかり定着した「働き方改革」。あなたの会社ではどのような取り組みをしていますか? それって人事部や、労働組合、総務の人たちが取り組む仕事だと思っている人はいませんか?
今回は改革の旗印を、企業での「働きやすさ」から「働きがい」へシフトし、「トップダウン」ではなく「ボトムアップ」で働き方課題に取り組む、クレディセゾンの事例を紹介いたします。

ボトムアップ型の働き方改革

クレディセゾンは、セゾンカード・UCカードを発行するクレジットカード会社です。社員の約8割を女性が占める当社にとっては、産・育休や短時間勤務といった制度を利用しながら働き続けるのは、特別なことではありません。そこから一歩踏み出して、そういった社員の活躍の幅を広げていくこと、そして全社員が自分らしく働く組織づくりを目指して、2015年4月に部門横断型組織「セゾン・ワークライフデザイン部」を立ち上げました。

発足から3年が経過し、現在は10名のコアメンバーと、全国の支社から集まった21名のアンバサダー(支援協力者)が中心となり活動しています。各メンバーは社内の声を吸い上げたり、オウンドメディア「SAISON CHIENOWA」で情報を発信するハブとして、重要な役割を担っています。

オウンドメディア「SAISON CHIENOWA」で情報発信

SAISON CHIENOWAは、「新しい働き方と暮らし」をコンセプトにしたウェブサイトです。簡単に解けない「知恵の輪」のような社会の問題やキモチを解くための、たくさんの情報や考えの集合体=知恵の「輪」があるメディアを目指しています。クレディセゾンのメンバーが編集部員として、仕事およびライフスタイルに関するインタビュー・コラム、オリジナル記事を発信しています。

SAISON CHIENOWA

仕事およびライフスタイルについての記事執筆を通じて見えてきた、社内の課題に対して、経営TOPにも定期的に報告しています。その中で実施されたオフィスカイゼン取り組みが、以前、オフィスカイゼン委員会でも掲載された「プチ打合せコーナー」なんですよ。

オフィスカイゼン委員会 #084「プチ打合せコーナー」

カイゼンマンの紹介

当社では、短日・短時間勤務制度を利用して働くメンバーや、外国籍・障がいを持つメンバーなどさまざまな背景を持つ社員が働いています。職場環境や制度を整える以外に、社員が「働きがい」を持って仕事に取り組めるよう、風土改革にも挑戦しています。

さまざまな活動の推進には、多くの社員の協力が必要です。協力するなかで共感し、積極的に関わるようになる社員も多く、セゾン・ワークライフデザイン部の活動自体を「働きがい」として感じてくれているメンバーも増えています。

株式会社クレディセゾン セゾン・ワークライフデザイン部 岸田(左)・田村(右)

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