オフィスの床にコンセントがない時のカイゼン
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2023.07.19
デスクやチェアを動かせるオフィスでは配線計画ができない。。
フリーアドレスやABWなど、自席を持たない働き方を採用する企業が、増えてきました。特にABWを採用するオフィスでは、広いスペースに可動式のデスクやチェアなどを並べて、多人数でミーティングをする時は、デスクをくっつけたり、個人で集中して作業する時、端にデスクとイスを移動したりと、自由にデスクとチェアを並べて仕事をする風景が一般的になってきました。この時に問題となるのが、電源。デスクやチェアが固定されている時、それに合わせて配線計画がされていましたが、自由にデスクやチェアを移動する空間では、あらかじめ電源の位置を特定することができません。そのようなオフィスではどのような工夫がされているのでしょうか?
充電式のポータブル電源を使って電源確保

キャンプやアウトドアなどでも最近見かけられるようになったポータブル電源。オフィスでも、ポータブル電源を用いて、電源確保。コクヨのエナジーカートは、車輪がついているので、移動も簡単に大容量の電力を供給することができます。
カイゼンポイント
自社製品の有効な利用方法ですが、ABWなどの働き方を採用してオフィスをリニューアルした際にとても重宝しています。固定席を廃止して、自由にどこでも働いてよいABWを採用しても、電源確保のために、働き方にあわせてレイアウトを変えられないといったことはなくなりました。また、大きなレイアウト変更時の電源工事も必要最低限の箇所だけの工事となり、コスト面で節約できます。 昨今は防災の観点から常にフル充電するようにルールを定めて徹底しています。いざ地震などで電源が確保できないというときも、最低限の電力確保などができ、とても安心です。
霞が関オフィスカイゼン委員会 M.E
