オフィス防災ラボ 「衛生管理」のポイント
災害時、水道や空調が止まったり、歯磨きができず、汗をかいても身体がぬぐえないことが長時間続くことも想定し、衛生環境を保つ対策を考えましょう。
また、嘔吐物処理など、汚染対策も検討しましょう。
POINT1衛生環境3つの要素
災害時のオフィスでは、衛生を3つに分けて考えます。すぐに求められるのが身体的な衛生、次に生活環境を衛生的に保つ工夫。さらに、多人数や不特定多数の集まる環境や、長期化が考えられる場合には、汚染対策などの高度な対策が求められます。
POINT2汚染対策装備
吐しゃ物や排泄物の対応にあたる衛生対応要員は、危険でストレスの大きな仕事です。安心して作業に従事できるように、装備は充分に準備しましょう。
POINT3口腔衛生が体調にもたらす影響
慣れない避難生活では、そのストレスから抵抗力が弱まり、むし歯、歯周病の悪化や口内炎がおこりやすくなります。
(引用:日本歯科医師会、避難所掲示用の口腔衛生啓発ポスターより)