オフィス防災ラボ 「環境整備」のポイント
安全な環境を整えるため、危険箇所の明示と、あかりの確保を行います。
その上で、一時滞留環境と、対策要員の活動環境の確保、二つの視点で整備をしましょう。
POINT1明るさの目安を知る
顔周辺の明るさが10lx(ルクス)以上あると、相手の表情が分かると言われており、これを目安とし「コミュニケーション照度」とします。また、非常用照明は床面において2lx以上と定められており、これにならい非常時に足元の安全確保する目安として「足元照度」を2lxと設定しています。
※「コミュニケーション照度」と「足元照度」は、コクヨ独自の基準です。
POINT2どこに必要か考える
例えばトイレは窓がないケースも多く、停電時には暗闇になります。衛生的に使用するためにも、しっかりとした明るさを確保することをおすすめします。
POINT3照明の種類を選ぶ
POINT4部屋の配灯を考える
例えば、PARTS-FIT ランタン(DRP-GL1)の場合、4つ用意することで、約10m×10mの「歩行エリア」と、約5m×5mの「コミュニケーションエリア」の確保ができます。
※実際の空間では遮蔽物などにより、この通りにならない場合があります。