Cleaning and Sanitization Procedures

SC5:呼吸器微粒子の曝露の軽減(Reduce Respiratory Particle Exposure)

対象: 住居を除くすべてのスペース
要件:
1: 接触削減の手がかり
以下の要件は、呼吸器疾患の発生の可能性が高い期間に実施される。

a. 次の距離戦略の少なくとも1つ。
1. 列に並ぶ際(エレベータロビー、チェックアウトカウンターなど)や、動く歩道やエスカレーター使用時に、必要に応じて人と人との距離を広げる行列の際のマークをつける。
2. セキュリティチェックイン、受付エリア、チェックアウトカウンターや他の使用者とその場にいる勤務者との間で頻繁に接触がある場所での、飛沫の拡散を減らすためのスクリーン、保護具、またはその他のエンジニアリング制御。
3. プロジェクトへの出入りを制御するセルフサービスシステム(受付やチェックアウトカウンターなど)。
b. 次の循環戦略の少なくとも1つ。
1. 一方通行の玄関と廊下。
2. 建物の歩行者用出入り口は入口と出口を分離する。
3. 1人用のバスルーム以外の、トイレの出入り口を分ける。

2: 接触削減のポリシー

a.共有スペース(例:会議室、ワークスペース、共同キッチン)には、次のすべてを設ける。
1.居住者間の距離を縮めるための方策
2.マスクや個人用保護具の使用に関する期待や要求
3.呼吸器系粒子への曝露を低減するための居住に関する規則とその使用の根拠を明確に伝えること
b.プロジェクトまたは組織は、呼吸器粒子への曝露を減らすためにプロジェクトによって実施される実践について居住者を教育するために、次のコミュニケーション戦略の少なくとも1つを実施する。
1.すべての定常の使用者への毎月の連絡(例:電子メール、ウェブキャスト)をする。
2.すべての建物の入り口と共有スペースに、目立つ看板(物理的またはデジタル)を設置する。

出典:IWBI「WELL Health-Safety Rating TM