三井物産株式会社
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目2番1号
三井不動産株式会社
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
「mot. Mitsui Office for Tomorrow」は三井不動産㈱の登録商標です。
コンセプト:mot.とはMitsui Office for Tomorrowの略で、「あなたの“もっと”をかなえる場所」として展開するテナントワーカー向けの施設・サービスです。プロジェクトのゴールを“WORKからWORK WELLNESSへ”とし、次のテナントビルの形を描きました。働くを中心に、食べる、整える、出会う、遊ぶなど多用途な場をつなぎ合わせウェルネスを実現することからコンセプトをPATCHWORKとしました。
PATCHWORKの作り方:デザイン手法として次の3つを用いました。一つは素材のパッチワークで、場に変化を生み出します。二つ目は場をつなぐパッチワークで、多様な場を紡ぐ糸のような役割でフレームとラインを用い、場とアクティビティと感性を多様に混ぜ合う。三つめはフロア全体のパッチワークで、特徴的天井と照明を用い、用途ごとに異なるデザインを一体としてユーザーに届けました。コクヨは、インテリアデザイン、施工を行いました。
DESIGNER:
佐藤 航[Wataru Sato<コクヨパートナー>]
ニューノーマルによりWORK・LIFE融合が始まるこれからにおいて、その二つが混ざり合った中間領域を多様な形で描きました。約3年間にわたる長期のプロジェクトで、これまでの経験で最も多くの関係者に支えられたプロジェクトでした。空間のコンセプトにおいたPATCHWORKのように、まさにプロジェクトメンバーの想いをパッチワークで紡ぎ、多様で多彩に彩られた“働くのこれから”につながるプロジェクトだと実感しています。
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浅野 里紗[Risa Asano]
本プロジェクトはテナントワーカー向けサービスフロアとして、ワークだけではなく、食べる・整える・出会う・遊ぶなどワークを支えるライフ要素を含む多様なアクティビティの実現が求められました。難しい課題でしたが、アクティビティの繋がりを目指したデザイン表現や、各エリアの配置・運用・運営など、多くの関係者と議論を重ねることで具現化していきました。ワークとライフが繋がったこの場は“これから”のテナントビル、“これから”の働き方のひとつの形であり、ワーカーのworkwellnessへの一助となる事を期待しています。
担当した納入事例を見るDESIGNER:
浦 麻子[Asako Ura]
ビルテナント共有フロアという、外部と内部の間にある空間の価値創造という事で設計段階からアートワーク作家様との繋がりを持って進めることの出来た、自社としても新しい案件だったと思います。空間の要素や、プロジェクトに関わる人間それぞれの魅力が「PATCHWORK」で体現された空間になりました。
担当した納入事例を見るDESIGNER:
藤田 敦[Atsushi Fujita]
コンセプトであるPATCHWORKを最大化するためにマテリアル検討や家具配置検討、照明検討などを担当しました。各エリア間のつながりを意識しながらデザインを進め、異なった用途や要素を空間にまとめることが出来ました。
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