株式会社りそなホールディングス、株式会社りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行
大阪市中央区備後町2-2-1(大阪本社) 大阪市中央区城見1-4-27(OBPオフィス)
りそなグループ様は、グループ一体としての強みを更に発揮するため、関西圏のオフィス再編を実施。りそなホールディングス、りそな銀行、近畿大阪銀行を中心としたグループ各社の本部機能、バックオフィス等のビジネスサポート機能を、機能別に移転・集約し、本部機能をりそなグループ大阪本社ビルに、ビジネスサポート機能をりそなグループOBPオフィスビルに集約し、リニューアルしました。
いずれのビルも通常業務を継続しながらの段階的移転作業は、銀行という業務特性上非常に困難なものであり、1年1ヶ月、17回に及ぶ玉突きでの移転・リニューアルには、実行計画1項目ごとを15のリスクカテゴリーに分類し、その進捗を管理。訓練・リハーサルを重ねて万全の体制で挑みました。
また、リニューアルを機にひな壇を廃止したユニバーサルプランを採用。執務用チェアも職階に関係なく同一タイプのものに全て統一することで、自由でフラットな組織を醸成していくとともに社員の意識改革を図りました。
今回の移転・集約を指揮したオペレーション改革部では、次なる働き方改革へのチャレンジとしてフリーアドレス制を導入。様々なワークプレイスをフロア内に構築、働き手が自律的に働く場所を選ぶことが出来る環境を整え、2つの銀行の一体運営をサポートしています。
コクヨは、オフィス設計・施工を行いました。
DESIGNER:
橋本 一三[Kazumi Hashimoto]
りそなグループ様の移転・集約プロジェクトでは、主に「オフィス設計」「家具什器基準策定」「サイン設計」「ステップ移転実施設計」の業務を担当し、2万平方メートルを超える施設のリニューアルと、関西圏本部機能の集約移転をサポートさせて頂きました。 最初の移転まで4ヶ月のなかスタートした設計の取りまとめは大変でしたが、1年1ヶ月後に完璧な移転を完成できたのは、関係者が各役割をきっちりとやりきった事と、目標を共有し連携協力できたからだと思います。 完成した新オフィスは、組織ごと細部にわたる要望を反映した働きやすい環境を実現しています。機能集約された組織同士の連携を支援し、さらにグループの新しいワークスタイル改革に貢献できることを期待しています。
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