ワークスタイル改革コンサルティング

働き方と環境の両面から、企業のありたい姿を叶える「働き方改革」を実現

STYLE:VISION達成のために、必要な「意識」や「行動」

よくあるご相談

  • 伝統に囚われず、新しい価値を生み出す風土を自社に醸成し、根付かせたい
  • もっと意思決定のスピードを上げたい
  • 集中と選択で行う事業再編を機に、これまでの働き方を大きく見直したい
  • 働きやすい環境やツールを整備することで、社員満足度を高めたい

コクヨがお伝えしたいこと

ワークスタイル変革を進める解へのアプローチ

ワークスタイル改革(働き方改革)は、場当たり的な「現状課題(不満)に対する改善の積み上げ」だけでは、成功させることができません。
単なるオフィス移転や環境の改善に留めることなく、企業の成長につながる改革とするためには、現状課題や市場動向をインプットしたうえで、企業の「ありたい姿」を経営や若手社員と描いていくことが必要です。そして「バックキャスティング思考」により、「ありたい姿」を実現するための働き方・オフィス環境を整備することで、未来に向けて社員を動機付けしていく不可逆的な施策を打っていくことが重要です。

用語説明

用語説明

働き方改革 [ハタラキカタカイカク]

「少子高齢化に伴う労働人口の減少」「育児や介護との両立など、働き方に関するのニーズの多様化」を背景に、多様な働き方を選択できる社会実現のための改革。長時間労働の解消、非正規と正社員の格差是正、高齢者の就労促進を柱とし、働き方改革関連法が2019年4月より施行される。

バックキャスティング

「ありたい姿」を設定し、その未来の状態を起点として現在を振り返り、長期/中期/短期において何に取り組むべきかを考える手法。逆の手法には、課題を設定しその解決方法を考えていく「フォーキャスティング」がある。

社員満足度[シャインマンゾクド]

社員のオフィスや働き方に関する満足度を表す指標。Employee Satisfactionを略して「ES」とも呼ばれ、社員が企業のビジョンにどれだけ共感しているか、自身の仕事にやりがいを感じているか、成長を感じながら仕事ができているか、人間関係は良好か、待遇に不満はないか、などを数値で定量的に表す。

導入プロセス

まずは経営トップにインタビューを行い、企業としての「ありたい姿」を伺います。そのうえで各種調査を行い、定性・定量の両面から現状の働き方を捉えます。
この「ありたい姿」と「現状」のギャップによる課題を抽出し、ありたい姿の実現につながる行動を設定したうえで、具体的なオフィスや機能を設定していきます。
設計フェーズと並行して、運用ルールの検討や、社員に対するコンセプト・計画の説明等を行うことで、運用後にも効果を持続・向上させることができます。数々の変革を手掛けてきたコクヨのコンサルタントが、この一連のプロセスを一気通貫で支援いたします。

事例紹介

株式会社 資生堂 グローバルイノベーションセンター S/PARK
ワークスタイルコンサルティング
イノベーティブに働けるオフィスを目指す
新たなミッション『BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD -ビューティーイノベーションでよりよい世界を-』(化粧品に限らずさまざまな形でイノベーションを起こし、世の中をエンパワーしていくこと)の実現のため、「多様な人と知の融合」を実現するためにみなとみらいに「都市型オープンラボ」を計画しました。 そのために、これから強化したい行動を48のワークシーンとして設定し、さまざまな選択肢の中から自分で働く場所を選べる環境、多くの気づきに出合えるようなイノベーティブなオフィスの実現につながりました。
所員がイキイキと働けるオフィスにするために
また、所員参加型のワーキングチームをつくり、必要な機能やレイアウトを自ら考えてもらったり、スポットで参加できるイベントを定期的に実施してプロジェクトの状況を知ってもらうなど、所員を巻き込むための仕掛けを継続的に行いました。
オープン後、他部門との交流会や展示会、ポスターセッションなど予想もしなかった多数の自主企画が行われるなど、所員のモチベーションも高まっています。日経ニューオフィス賞を受賞し、2019年4月のグランドオープンから半年間で施設来訪者数が5万人を超えるなど、社外からの反響も非常に大きく、目指す「多様な人と知の融合」が実現しつつあります。
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社
業務の生産性向上プロジェクトサポート
個人の意識を変革し、身近な仕事から「ダイエット」
まだ世の中で働き方改革がブームになるずっと前、パナソニックライフソリューションズ社(当時:松下電工)では、一人ひとりの生産性向上に向けて、『シゴトダイエット』と名付けたプロジェクトを2008年に立ち上げました。
シゴトを見直して時間を創出し、その時間を自己啓発や新たな仕事に使うことにより、社員と会社をたくましくすることを目指し、各職場での自主改革活動を奨励・表彰する仕組みを構築。推進事務局は、会議・資料・移動・メールといった、現状長時間かけている仕事を中心に、効率化の後押しを進めました。
経営を巻き込み全社に浸透!一人ひとりが前向きに効率化に取り組んだ
また全国の拠点でセミナーを開催し、参加できない社員にはeラーニングを受講してもらい、情報発信を徹底。 さらに『シゴトダイエット』実施状況についてアンケートをとり、進捗を可視化して社員に共有することで、自主性を後押ししました。
こうして経営も巻き込み推進したことで、全社的に『シゴトダイエット』が浸透。結果、多くの部署で自主的に仕事の見直しが進められ、年間、数10時間/人の時間創出に繋げることができました。また、社員自ら『シゴトダイエット』優秀事例を集め他部署に横展開するなど、改善を重ねることへの意欲向上・行動実践が深く浸透したことが、最も大きな効果だったといえます。
現在は、「働き方改革プロジェクト」の中で、「シゴトダイエット」で培った業務効率化ノウハウを活かしながら、職場でのシゴト見直し活動に取り組み、常にシゴトを見直す風土醸成を目指しています。
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