オフィス課題リサーチ
定量・定性の両面からオフィスの調査を行い、課題と解決策を明確化
よくあるご相談
- 移転後、長らく見直しをしていないので、オフィスのメンテナンスをしたい
- 社員から寄せられている不満や要望の優先順位をつけて、改善につなげたい
- 環境をよりよく変えていくために、まずは現状課題を見える化したい
- 自社のことしか知らないので、他社との環境の差を知って課題を明確にしたい
コクヨがお伝えしたいこと
オフィスは、構築して終わりではなく、組織や働き方の変化に合わせて変えていく必要があります。構築したまま放置していると、家具やツールの劣化だけでなく運用面の陳腐化が起こるなど、働きづらい環境になってしまうため、適切なメンテナンスが必要です。何が大きな課題であり、優先的に解決していくべきなのか、現状のオフィス環境を、定量/定性、意識/実態のそれぞれの面から把握することで、広く課題を抽出します。課題やその優先度に合わせて解決策を検討・改善していくサイクルを定着させることで、変化に合わせて環境を常にアップデートし続けていくことができます。
用語説明
オフィスサーベイ
コクヨが提供するアンケート調査。「働く場」と「働き方」それぞれについての満足度や意識を、定量的なデータとして収集、分析することができる。
定量評価 [テイリョウヒョウカ]
数値で表すことのできるデータを用いて行う評価。課題を数値化し、誰にでもわかる状態にすることで、社員への計画説明や経営層への答申説明の際に納得感を高めることができる。
定性評価[テイセイヒョウカ]
性質や特徴を言語的に表して行う評価。定量評価と合わせることで、よりリアルな実態把握が可能となり、確度高く評価・分析を行うことができる。
導入プロセス
調査実施の前には社内に告知をしていただき、社員の協力が得られるよう調整が必要です。その上で、社員へのWEB意識調査を行い、オフィスや働き方についての満足度を確認したり、会議室や在席状況を対象に、場の使い方を調査したり、ヒアリングを行ったり、定性・定量の両面から調査を実施します。結果の集計・分析を行い、今後の環境改善に活用できるよう、現在のオフィスにおける課題および、対応の優先度をレポート化し、ご報告します。
事例紹介
- イノベーション推進のためのオフィストライアル
- トライアルとして開発推進部の働く場をリニューアル。リニューアル前後で、定性・定量の両面から調査を行い、効果を検証しました。「これからの時代にマッチした仕掛けのある物件を創る」という目標をかかげ、新たなニーズやビジネスモデルを創出したり、イノベーションを誘発する場づくりに挑戦するとともに、ICT技術も積極的に活用し、一人ひとりがTRYできる働き方の実現もめざしました。
- 明確な目的設定により、効果を測定
- 調査の結果、オフィスにおける満足度はリニューアル前と比較して34.0ptも上昇し、その1年後の調査でも92.6%が満足しているという非常に良い結果が出ています。また、「他のプロジェクトチームの動きが見えたり情報が聞こえやすくなり、さまざまなインプットができるようになった」「外出する割合が増えた」「自らコントロールできる時間が増えた」といった声も多く、社員自身も働きやすさが向上したことを実感しています。
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