サウンドマスキングシステムは、空調音のような背景音をわざと部屋に流すことで、隣室からの音漏れや遠くからの小さな音を聞こえなく(マスク)し、オフィスのスピーチプライバシー改善、生産性向上に役立ちます。
音漏れ軽減
空調音のような背景音をわざと流して、隣室で話されている会話内容や、隣の席や周囲の音を聞こえにくく(マスク)します。オフィス内のセキュリティ向上や、雑音による生産性の阻害を防ぐことができます。
目立たずすっきり
背景音を流すスピーカーを天井裏に設置します。オフィスや店舗のデザインを損なうことなく、サウンドマスキングの効果を出せます。
短工期で施工可能
1日から2日の工事で完了しますので、休日の間に導入できます。
※建築構造によっては、2日以上の工事がかかる場合もございます。
コクヨ独自の間接音方式
天井内に背景音を反射させる間接音方式で、スピーカーを設置するので、空間全体に自然な音を流すことができます。また空間に合わせ、音量などを調整することができるので、お客様に合わせた独自の音場を構築できます。
間仕切った会議室・応接室では、隣の会話がほぼ聞こえなくなり、スピーチプライバシーが守られた空間になります。
当社の調査したケースでは、「サウンドマスキング」なしで、普通の声の場合、隣室での会話が行われていること自体は誰にでもわかり、注意して聞けばおよその内容は推測できました。一方で「サウンドマスキング」を行った場合は、隣室で会話が行われていることが僅かにわかる程度で、内容は理解困難、あるいはまったく聞き取れませんでした。スピーチプライバシーが守られた空間になりました。
オープンオフィス(ローパーティション)では、会話の内容が聞き取れてしまう範囲や、それによる集中阻害の影響範囲をより小さくすることができます。
当社がオープンオフィスで行った調査では、サウンドマスキングシステムなしの状況では音源から半径7.8m程度までは了解度20%以上でした。サウンドマスキングシステムを使用した場合はこの半径が4.3m程度まで短くなりました。マスキングによって影響範囲の半径が小さくなることが分かります。(間仕切った会議室と比較すると、効果は限定的)