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中国進出支援・会社設立

中国・北京はどのような都市なのかを、実際の経験を踏まえコクヨ中国、北京オフィスのトップが紹介します。

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中国、北京ってどんなところ?

中国の地図

中華人民共和国の首都である北京は、華北の中央に位置。面積は1万6800km2東京の約7.7倍と広大な都市です。北京の人口は2154万人(2015年)で、面積や人口とともに突出して大きいのが、中国、北京の経済規模。まさに、中国、北京は世界有数のメガシティです。

中国、北京の経済状況は?

中国の写真

中国、北京の市内総生産は、約1兆6000億元(2011年)であり、上海に次いで中国本土第2位。最近、中国経済は停滞しているといわれていますが、その額は、香港、シンガポールのGDPとほぼ同じ額です。

中国、北京の経済規模や景気の良さは、生活している中で見かける富裕層の多さからも感じられます。その裕福さは、日本とはケタ違い。 街には高級不動産が立ち並び、超高級外車に乗る人、ハイブランドファッションを身につける人、最新の携帯電話を使う人を、日本以上によく目にするかもしれません。そのような光景を目にするたびに、中国、北京の購買力の強さを実感します。
その一方で、中国は、貧富の格差が激しいことも事実です。北京大学の調査では、中国都市部の最富裕層(上位5%)と最貧困層(下位5%)の世帯年収を比較したところ、242倍もの格差が存在し、格差の幅も急速に拡大していることがわかっています。
ひとつの都市で、貧富の差を日本より強く感じることも北京の大きな特徴でしょう。

高層、高級不動産が立ち並ぶ北京

中国、特に北京の環境汚染って?

中国の写真

中国、特に北京と聞いて思い浮かべるイメージのひとつに環境の悪さがあると思います。日本でも、九州まで「PM2.5」の影響が及んでいるといったニュースを目にします。しかし、実際に住んでみると、想定していたよりひどくなく、マスクをすることもなく日々過ごしています。もちろん、日本で報じられていることも一部は事実ですが、以前に比べると状況が改善され、PM2.5濃度の高い日も徐々に減ってきているように思います。右の写真2枚は、コクヨ北京オフィスの同じ角度から撮影した写真です。
左の写真が、空気が汚い日、右の写真が、空気が澄んでいる日です。風などの気象条件により汚染状況が大きく変化することがよくわかるかと思います。日本で報道されているイメージよりは心配しなくて良いと思います。


中国の写真

中国、北京の環境、気候の面で、一年を通じて寒暖の差が激しいのも大きな特徴。中国、北京には四季があり、強烈な季節感があります。夏は40℃近くまで気温が上がり、冬は氷点下。日本よりもかなり寒暑の差が大きいですが、厳しい冬があるからこそ春や夏が待ち遠しく、暑い夏があるからこそ冬の楽しみが感じられます。四季があり、寒暖差の激しいことも北京の魅力のひとつだと思います。

中国、特に北京の反日の影響は?

中国の写真

中国の顔ともいえる天安門広場で起こったデモのニュースなどから、中国には「反日」のイメージが強いかもしれません。しかし、実際に北京で生活をしてみると、拍子抜けするほど反日の印象はありません。中国に暮らす周囲の日本人の方からも、嫌な思いをしたという話は聞きません。仕事をする、遊びに出かける、買い物をするなど、普段の生活には「反日」の影響を感じないため、他の都市と同じように仕事、生活をしていただける都市だと思います。

デモも起こった、天安門広場

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