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中国・北京のオフィス事情

中国のオフィス平均賃料や人気のエリアなど、オフィスの設立、移転検討に役立つ情報をお届けします。

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中国、北京ではオフィス移転と開設、どっちが多い?

ここ数年、北京にオフィスを構える日本企業の多くが、開設ではなく移転です。日本企業が海外拠点を構えるため中国に進出していたのは、2005年前後がピーク。それ以降、中国への進出は減少傾向にあります。加えて、以前に比べると中国全体の景気も減速しているため、経費削減などを考慮しオフィス移転を考える企業が増えています。

中国、北京のオフィス賃料は?

CBDの再開発は今後も継続 CBDの再開発は今後も継続

中国、北京のオフィス賃料は、日本と同じように、エリアやビルの状態などによって異なります。例えば、北京市政府が開発を進めている「北京商務中心区(北京CBD)」に建つAランクのビルの場合、ひと月のオフィス賃料は320~360元/平米です。
このエリアに限らず、北京のオフィス賃料は、5年前のほぼ倍くらいに上昇している傾向にあります。これまでオフィスの供給量が需要に追いついていなかったため、賃料が上昇し続けていました。

108階建てビル「中国尊」の建築現場 108階建てビル「中国尊」の建築現場

ちなみに、北京CBDは北京東部の朝陽区に位置するビジネスセンターで、北京の新規中心業務地区(Central Business District=CBD)として開発された新都心。中国の名だたる企業が集まっているだけでなく、アメリカ最大の英文ビジネス誌『フォーチュン』の「世界企業ランキング500社」に名を連ねる企業中117社がオフィス拠点を設置。世界各国の多国籍企業の中国本部が置かれ、北京に進出した大手外国企業の70%が、このエリアに海外拠点を構えています。今後も、このCBD再開発エリアには、北京で最も高いビルとなる510メートル108階建ての「中国尊」を含む超高層ビル19棟が建設され、多国籍企業の地域本部のオフィスや国際金融機構などを誘致する予定です。
今後もこのような北京の人気エリアにある賃貸オフィスの需要は増え続けると思われます。

日系企業のオフィスは、中国、北京のどのエリアに?

中国の地図・写真

中国、北京では、日本大使館をはじめ世界各国の大使館があり、日本人の居住率が最も高い「燕莎(ルフトハンザ)」に多くの日本企業がオフィスを構えています。オフィスが多く設立されるほか、家具雑貨などが揃い、映画館も併設された大型ショッピングモールや、女性向けの商品が多く並ぶ市場、ベーカリー、カフェ、日本料理店といった個性的なレストランが集まるなど、ショッピングやグルメが楽しめる場所がたくさんあります。
コクヨ北京オフィスは、北京の中心のCBDエリア近郊に構えています。実際に社員が働く様子をご見学いただける、ライブオフィスだけでなく、オフィス家具もご購入前にご体感いただけるようショールームもあります。是非、オフィス移転をご検討する際には、一度ご来場ください。

中国の地図・写真

中国、北京のオフィス契約更新は?

2〜3年のオフィス契約更新を選択し、そのときの経済動向や自社の状況などを踏まえ、中国の他都市へオフィスの移転を考える企業さまもいらっしゃれば、オフィスをかなりつくり込み、移転せず同じ場所に長くオフィスを構える企業さまもいらっしゃいます。後者は比較的、大規模なオフィスであるケースが多いですね。

中国、北京のオフィス家具には、どんなものがある?

108階建てビル「中国尊」の建築現場 コクヨは、ローカル価格に合った安心・安全な商品!

中国は世界最大の家具の生産地。ローカルのオフィス家具メーカーもたくさんあり、価格の安いものから高いものまで、多種多様なオフィス家具が販売されています。中国ローカルメーカーのオフィス家具は一般的に安いものが多いため、日本のメーカーのオフィス家具は相対的に高いと思われがち。でも、日本のメーカーのオフィス家具は品質がよく、たとえ価格の安いものを購入したとしても、すぐに壊れることは、まずありません。
これに対し、中国ローカルメーカーのオフィス家具を“安いから”という理由だけで購入すると、壊れやすかったり、使い続けるうちに不具合が生じたりと、痛い目に会う場合も……。北京では“安さ”には理由があり、素材や造りに問題があることもしばしば。安いオフィス家具を購入して事故が起こると、企業の管理責任が問われます。オフィス家具を購入する際は、価格だけでなく、品質をきちんとチェックすることが大切です。

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