収納量だけではなく、収納するモノも考える。
モノが増え過ぎて収納に入り切らないで困っている課長。そこにつくる君が隙間のスペースに入れることを提案。どんどん入れていくが最後はなだれがおきてしまう。ただ収納庫に入れるだけではなく、使い勝手を考えた収納庫を選びましょう。
収納庫選び方のポイント
武道館?それとも東京ドーム?中身を考えてハコ(収納庫)を選ぶ!
一般的に、オフィスで一番使われているファイルはA4サイズです。ファイルにも最適な収納庫のサイズや種類を選ぶことが大事です。
探しやすさ重視?スペース重視?「トビラ」が変われば社員の動きも変わる。
扉のタイプによって、オフィスの見た目だけでなく、収納するものの種類や、扉の開閉スペースも変わってきます。
-
両開き扉
手前に開くタイプです。ややスペースはとりますが、幅いっぱいに開き、効率的です。
-
2枚引き違い戸
スライドさせるため、開いた扉が通路の邪魔になりません。しかし、半分しか開かないため収納物が全部は見えません。
-
3枚引き違い戸
2枚引き違い戸では中央部が取り出せませんが3枚引き違い戸では60%の書類が見渡せます。
-
ラテラル(下置き専用)
手前に引く引き出しタイプです。中が見やすいので、収納物が一目でわかります。
-
ガラス扉
中身が見えるので、迷う事なく取りだせます。また、返却していないファイルも一目でわかります。
-
トレーユニット
書類やファイルはもちろん、他の収納にも便利。収納物を探しやすく、取り出しやすい。
-
オープン
常に出し入れする物の収納に最適。ディスプレイ棚としても使え、圧迫感が少ないのも魅力です。
-
雑誌架
少種多量のパンフレットや雑誌の保管に最適です。
引き手の位置で使い勝手も変わる
-
上置き下置き「共用」
の収納庫
引き手の位置が同じ高さ。
扉を開けるために下置きは腰をかがめる、上置きは少し高いなど、無理な体勢で扉をあけている。
-
-
上置き下置き「専用」
の収納庫
引き手の位置が使いやすい高さに。
引き手の高さが、上置き下置き共に中央にあるので、自然な動きで扉を開閉できます。
よく使う書類は身近に!!書類を取りに行く時間を削減
収納庫は位置とワーカーの動線を考えてレイアウト。
使いやすく、探しやすい収納庫のレイアウトは、ワーカーの無駄な時間の削減につながります。
こんな時間のロスしていませんか?
-
誰かが通る度に一度扉を閉める!?
180°開く扉なら開いている状態でも通路を塞ぎません。
扉のヒンジが邪魔で1番端のファイルが取りだせない!?
薄いヒンジなら1番端のファイルもすんなり取りだせます。1番端のファイルを取り出すために2番目のファイルも取り出すということをなくします。
-
個人使用として収納庫を使う
-
デスク脇に収納をレイアウトして間仕切り兼、個人用収納。
個人で管理する資料が多い場合はデスク横に収納庫を設置するレイアウトもおすすめです。