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港区立三田図書館
利用者の使いやすさと快適性に配慮した可変性のある空間
- Point1
- ユニバーサルデザイン
- Point2
- 可変性のある空間づくり
- Point3
- オンライン予約への対応
名称港区立三田図書館
- 2022/04
- 4,585㎡
- --人
- 約25万7千人
- 新築
事例詳細
令和4年4月にオープンした「札の辻スクエア」の4階から7階に移転した港区立三田図書館。9階から11階には港区立産業振興センターが入るなど、複合施設として区の「産業」と「学び」を活性化させる役割が期待されています。
空間づくりや家具選定においては、ユニバーサルデザインを重視。例えば記載台は、車イス利用者の使い勝手を考慮し、手元で高さを調節できる電動昇降テーブルを採用しています。また閲覧用ロビーチェアーには、レイアウト変更で1人から複数人利用まで対応するロビーチェアーのソロスを採用。気軽に移動できるため、業務効率向上や職員負担の軽減に役立っています。
その他にもカウンターを介さずに貸し借りできるネット予約資料への対応など、利用者視点によるサービス向上を図っています。
ご担当者の声
マテリボは、パンフレットボートタイプを図書館の入口で使用しています。図書館の行事ポスターやパンフレットを配置しているのですが、ホワイトボード面とパンフレットボード面を配置変更が簡単にできるので、雰囲気を容易に変えられます。
マニットは、事務室打ち合わせスペースの仕切りとして利用しています。軽いため簡単に移動できるため、使い勝手が良いと感じています。図書館では、行事の際にも利用しています。
ソロスは、開架スペースの閲覧用席として採用しました。島置きの他、本棚両側に単品で設置するなど空間に合わせて多様なレイアウトで配置可能です。ソロスは1人でも動かせるため、スムーズに作業できます。また閲覧席としてだけはなく、今後は行事で使用することも検討しています。メンテナンス性のよいレザー仕様であることや、隙間が無いデザインで小さなお子様の指挟みなどの心配が無いのもうれしいポイントです。
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港区
教育委員会 図書文化財課庶務係
野津 亜弥氏
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コクヨ担当者
三田図書館は本の貸し借りだけでなく、カフェや学習室など多目的な用途で使用する事を想定した施設なので、空間構築を行う際にこれまでの図書館とは違った工夫や知識が必要でした。例えば車いすで来られる方への配慮として電動昇降する記載台や、椅子を引くときに発生するビビり音対策が出来る製品などを採用いただいている所が特徴的だと思っております。
また感染症対策として、イスやソファは全てレザー張りの製品を納入しており、メンテナンスのしやすさなどにも配慮しております。
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コクヨマーケティング
官公庁営業部
大佛 洸樹
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コクヨマーケティング
官公庁ソリューション部
森永 陽子
コクヨ
官公庁営業部
神保 将武
事例写真一覧
4F 新聞雑誌コーナー
閲覧席を多く配置。テーブル右奥のロビーチェアーソロスは、単体設置も可能。
5F 検索・記載スペース
手前の記載台は、車イス利用者に配慮し電動昇降テーブルを採用。
5F 開架書架エリア閲覧スペース
閲覧スペースには、出入りしやすく荷物をかけやすい背形状のミケットを採用。
5F 読書室(30席)
ブース席には、長時間利用時にも快適に座れる背座クッション付きのミケットを採用。
6F おはなしコーナー
子ども用の閲覧スペース
図書文化財課 事務室
デスクは人数増減にフレキシブルに対応するワークヴィスタを採用。通常のワゴンは使用せず、省スペースなフリーワゴンで足元スペースを広く確保。イスは座った状態で体を動かしやすいingを採用。