2020年6月30日配信
待合は、患者さんを最初にお迎えする「病院の顔」。診察や検査、治療、リハビリなど様々な目的で来院する患者さんが集まるため、あらゆる患者さんへの対応が求められるとともに、わかりやすく、安心して過ごせる空間であることが大切です。
製品で解決できること、空間で解決できること。実際の患者さんの行動を観察してきたからこそできる提案があります。
レイアウトや動線を工夫してロビーチェアーへのアクセスを良くしたり、
一人ひとりのプライバシーを確保できるような設計にしたりすることで、
患者さんの心理的負担を軽減し、「みんなが座って待てる空間」につながります。
"フリーポート"とは、3人掛けと4人掛けのように、シート数の違うロビーチェアーを組み合わせて、座席の列に作った"くぼみ"のことです。
このスペースがあれば、車イスの方やベビーカーを押す方が「通路をふさいでしまうのでは」と気を遣うことなく、落ち着いて待っていただくことができます。
隣の人との距離の近さや目線が気になって落ち着かない、という声もよく聞きます。
好きな方向を向いて腰掛けられるサイドラウンド型のロビーチェアーや、一人掛けチェアーを活用すれば、そうしたお困りごとを解決することができます。