使用者の声

ingを通して見た世界でしか、つくれないものがある
HOLSTER様

渋谷駅から徒歩1分という立地にある、クリエイターに特化したシェアオフィス「HOLSTER(ホルスター)」。今回はホルスターの運営を代行されているdot by dot inc.の若手スタッフ油木田大祐さんと、入居されている映像作家のくろやなぎてっぺいさんにお話を聞きました。デザイナーやプログラマー、起業家に建築家など多種多様なクリエイターが数多く入居するホルスターで働くおふたりは、ingをどのように体験されたのでしょうか。

  • くろやなぎ てっぺい

    くろやなぎ てっぺい

    映像と音楽ときどき美術。ミュージックビデオやTVコンテンツ、コマーシャル、映像を中心に企画や楽曲制作など多方面で活躍。連続テレビ小説「半分、青い」タイトルバック、Mr.Childrenライブミュージックビデオ、「デザインあ」ID映像など。「映像作家100人」選出。またNOddINのメンバーとして「あいうえお作文RAPプロジェクト」を企画。芸術分野では文化庁メディア芸術祭、アルス・エレクトロニカ、SIGGRAPHを初め、国内外のメディアアートフェスティバルに 多数参加。またアートユニット1980円(イチキュッパ)を旗揚げし、音楽、映像、現代美術を ミックスした独自のスタイルで活動。

  • 油木田 大祐

    油木田 大祐

    1993 年生まれ。慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修了。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートや米国プラット・インスティテュートでもデザインを学び、以来多様なデザインメソッドを取り入れたモノづくりに従事。学校や教室といった学びの場にワクワクを作り出すことをライフワークとしている。2017年9月より dot by dot inc. に参加。
    基本光合成で動いているため、定期的に自然の中に身を置かないと機能停止する。

入居者同士で仕事をするシェアオフィス

ホルスターはどんなシェアオフィスなのでしょうか。
油木田:弊社dot by dotと東京ピストルさんが共同運営しているクリエイター向けのシェアオフィスです。現在約60名が入居しています。入居者同士で同じ案件にジョインすることが多いのが、大きな特徴です。ギャラリースペースも保有しており、アートの展示会やトークショーなど外部向けだけではなく、お互いの仕事を紹介する見せあいっこ会等のインナーイベントへの取り組みも活発なので、クリエイティブの幅が広がるのが魅力だなと思います。
くろやなぎ:僕はこれまでにいろいろシェアオフィスに入っていて、ホルスターは4箇所目なんです。大抵のシェアオフィスって隣の席と仕切られていることが多いんですが、ホルスターは隣との仕切りがないので、雑談をきっかけにアイデアやコラボレーションが生まれることが多いんです。
おふたりのお仕事について教えてください。
くろやなぎ:フリーランスで映像の企画を中心に活動しています。Mr.Childrenのライブ演出のビデオをつくったり、連続テレビ小説『半分、青い。』のオープニング映像の制作にも携わらせていただきました。ホルスターには僕の好きなクリエイターがたくさん入居しているので、気軽に仕事の意見を交換しながら自由に仕事をさせてもらっています。
油木田:僕はdot by dotでアソシエイトディレクターをしています。クライアントのブランディングや新規商品をPRするためのインスタレーションなど、コミュニケーション活動に付随する様々な施策を企画/制作する仕事です。上野国立博物館で開催されていた特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」内のインスタレーション「人体 NETWORK SIMPHONY」や、大丸300周年記念インスタレーション「Flower Mirror」をはじめとした空間設計の仕事など、デジタル・アナログ問わず、どんな面白い体験をつくれるか日々考えながら、幅広く仕事をしています。

ingで姿勢が改善されて、世界が違って見えた

ingを使用する以前の、オフィスチェアーに対するイメージを教えてください。
くろやなぎ:正直、何が自分の身体に合う椅子なのか、よくわからなくて困っていました。普段は7、8時間くらい座っているので、ちゃんとしたものを選びたいとは思っていたんです。そこで海外製のオフィスチェアーメーカーにも足を運んで、いろいろ試してはいたのですが、なかなか決め切れず……。迷っていたところに、ホルスターでingに出会いました。
油木田:僕は長時間座っていられないタイプなので、仕事中に立ち上がって散歩に行くことがよくあるんです。比較的長い時間集中するためのオフィスチェアーを選ぶなら、長く座っていてもお尻が痛くならなかったり、立ち上がりたい衝動が起きにくいものがいいなと思っていました。
実際にingに座ってみて、どんな印象を受けましたか。
くろやなぎ:座った瞬間、見える世界がガラッと変わりました。もともと猫背だったのですが、ingに座って背筋が伸びたことで、視線が高くなったんです。なおかつパソコンとの距離も広がったので、まったく新しい景色を見ているような爽快感がありました。
僕はレーシック手術をしているのですが、手術の翌日、朝起きたときにすごく感動したんです。ベッドで目覚めたときに「あっ、うちの天井の模様ってこんな感じだったのか」って思いました。例えるなら、それに似た感覚。ingに座ったときに見える景色でしか、つくれないものがあると思います。姿勢がよくなってディスプレイとの距離ができたことで、これまでよりも俯瞰して世界を見ている感覚ですね。
油木田:僕はもともと椅子に浅く腰を掛けてしまうタイプだったんですけど、ingに座っていると身体の重心が前に行きつつも背筋が伸びるんです。あまりに気に入ったので、オフィスにいるメンバーの中で、僕が一番多く使っていますね。

ふたりのおじさんに応援されている!?

仕事をする上で、ingを使用して変わったことは何かありましたか?
くろやなぎ:ingって、気持ちの切り替えがしやすいんです。最近、ポモドーロ・テクニック(25分間の集中した作業と5分間の休憩を繰り返して、作業効率と生産性を高めるメソッド)を取り入れて仕事をしているんですが、ingはそれとの相性が非常にいいんです。集中している25分間はグライディングをロックして、5分の休憩時間は外すことで軽い運動にもなります。切り替えがしやすくなるので、仕事の効率も上がったように感じていますね。
油木田:僕はingが散歩の代わりになっています。先ほども言ったように、数時間経つとすぐ散歩に行ってしまうんですけど、ingに座っているときは無意識にグリグリ腰を捻っています。そうすることでストレスが解消して、散歩に代わる気分転換になるんです。
実際、お身体の変化はありましたか。
油木田:体幹がしっかりして来たなというのは感じます。あとは、最近家で使っている椅子に座るのが少し苦痛になってきました。もしかするとingのグリグリが恋しいのかもしれない(笑)。
くろやなぎ:僕はずっと猫背を直したいと思っていたんですけど、ingに座るたびに背筋が伸びるので、意識するいいキッカケになっています。猫背を直すお手伝いをしてもらっている感じですね。
油木田:わかるなぁ。背中にギュッと圧力がかかるから、強制的に背筋を伸ばされている感覚なんです。
くろやなぎ:だから、ingに座ると「やるぞ!」って気合いが入りますね。膝をついたふたりのおじさんに両脇から両手で支えられて、応援されているみたいな。
油木田:なんでおじさんなんですか(笑)。

ingと一緒に踊っているような感覚の、まったく新しい椅子体験

どんな方に、ingを薦めたいですか?
くろやなぎ:やっぱりingのすごいところって、スイッチの切り替えの助けになってくれるところだと思うんです。僕の仕事は大きく言うと、映像を編集する手を動かす仕事と、ひたすら頭を動かす企画の仕事があって。これまでスイッチを切り替えるために様々な工夫をしていたのですが、ingはグライディングを固定するだけでいい。
仕事上でのスイッチの切り替えと同じように、プライベートと仕事との切り替えにもingの存在は大きいです。僕は自宅では仕事をしないようにしていて、椅子はひたすらリラックスできるものを選んでいるんです。
これまではオフィスの椅子に座って気持ちが切り替わる感覚ってあまりなかったのですが、仕事をするぞってときにingに座ると、一瞬で気持ちが切り替わるんです。だから、そういうオンオフをするのが苦手だという方にはぜひ使ってみてもらいたいです。
油木田:僕は、長時間集中できない人にこそ使って欲しい。ingって、4時間揺れながら座ると1.5km歩いたのと同じ運動量なんですよね。僕も実際に使ってみて、散歩の代わりになっている実感がありました。
くろやなぎ:アトラクションのような、まったく新しい椅子体験だと思います。
油木田:そうですね。なんだろう、音楽を聞いているときは特に、ingと一緒に踊っているような感覚かもしれません。

クリエイターは、世の中に驚きや感動を生み出す職業。そんな彼らにとって、アイデアを生み出す環境はほとんど命とも言えるくらい重要な要素です。ingは「座る」にリズムをつくる、まったく新しいオフィスチェアー体験。どんな発想が飛び出すのか、今度はあなたが確かめてみてください。

※ingは医療機器ではありません。本記事内におけるingの効果に関する記載は個人の感想です。

HOLSTERでingに座っている人10人に聞きました。

Q. 姿勢が悪くなると感じる/感じない

ingの座面は、座った人の自然な骨盤角度に追随して、自然な背骨のS字カーブをつくります。グラフを見るとほとんどの方がingによる姿勢の改善を感じていただいていることがわかります。

Q. お尻・太ももが痛くなると感じる/感じない

ingの座面の揺れは、一点に体圧が集中してかかりつづけることがありません。多くの方のお尻や太ももの圧迫が軽減されているようです。

Q. 仕事がはかどらないと感じる/感じない

心地よい姿勢で揺れながら仕事をすると、気分も上がるのでしょうか。多くの方がingに座ったほうがサクサク楽しくお仕事をしていただけているようです。