働き方

「甘え」と「ネガティブ」がイノベーションを駆動する?!  WORK VIEW 2024 ―職場マナーの現在地―

公開日:2024.9.24

執筆:コクヨコラム編集部

#ウェルビーイング #エンゲージメント #コミュニケーション #トレンド

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「甘え」と「ネガティブ」がイノベーションを駆動する?!  WORK VIEW 2024 ―職場マナーの現在地―

※制作:Studio Kentaro Nakamura

コクヨ・ワークスタイル研究所では、「働く」に対する意識の実態と変容を明らかにすべく、2021年から年1回、統計レポート『WORK VIEW』を発行しています。  

今回は、「職場マナーの現在地」を特集タイトルとして、近年の働き方改革や多様性の尊重、企業へのハラスメント防止の義務化などを背景に、急速に問い直されている職場でのコミュニケーションのあり方に着目。職場における規範性や道徳性(=マナー)の変容を国内約5,600人のワーカーへの意識調査からひも解き、現在の職場を象徴するような10のマナーを紹介します。

なお、本レポートで扱う「マナー」は、普遍的な儀礼や作法ではなく、環境に合わせて変化する行動規範としての意味で使用しています。
どのようなマナーを受容し、どのようなマナーに抵抗するか。個人・組織・社会にとってそのマナーが適切か考えながら、職場でのあり方を見つめ直すためのコンテンツとなっています。workview2024-2.jpg workview2024-3.jpg workview2024-4.jpg

10の職場マナー

本レポートでは、規範的・道徳的に職場で行うべきと認識されている「職場マナー」を10種類ご紹介します。各要点の詳細や論拠についてはレポートをご覧ください。

Manner 01:職場で愚痴は過去のもの
Manner 02:マイクロマネジメントを恐れすぎない
Manner 03:職場は私事が染みだす居場所
Manner 04:働きがいは寛容さのエネルギー
Manner 05:モーレツからコーリツへ
Manner 06:一貫した自己で他者に向きあう
Manner 07:甘えないことが美徳
Manner 08:意見に上下関係はない
Manner 09:過度な個性はつつしむ
Manner 10:ワイガヤはもう昔

目次

はじめに 職場らしさはマナーに宿る

Section 01|職場マナーの現在地
職場における規範的・道徳的な振る舞い方としての「マナー」を紹介する。例えば、誰に対しても一貫した態度で働くこと、批判や否定を回避して常にポジティブであり続けること、他者を頼りすぎずに自助努力を重ねること、を取りあげる。一貫性、ポジティブ思考、自立と言い換えれば望ましいマナー意識のようにも思えるが、それらに偏重することは本当によいことばかりなのだろうか。マナー意識それぞれの負の側面も交えて現在と未来の働き方を探索する。

Section 02|働き方の定点観測 ̶活力を養う所属と営み̶
2021年から定点観測している意識調査をもとに働き方や「働く」への向き合い方の実態を探る。また今号では、働きがいや孤独感は帰属意識にどのような影響を与えているのか、業務外の活動はワーカーや組織にどのような効用や課題をもたらしているのか、といった問いを考えていく。

おわりに そろそろ"甘え方"を変えるときかもしれない

※本レポートは『WORK VIEW 2021』『WORK VIEW 2022』『WORK VIEW 2023』の続編です。

『WORK VIEW』は、経営部門、総務・人事部門、マネジャーなど組織の働き方を設計される方はもちろん、一人ひとりのワーカーにとっても有益な情報が詰まったコンテンツです。オフィスやこれからの「はたらく」をより豊かにしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。

PDF版のレポートは、下記の「ダウンロードボタン」よりダウンロードしてください。
※冊子をお求めの際は弊社担当営業までお申し付けください。

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