HOME > オフィスづくりに役立つコラム > リモートワークは、はたらきがいの感じ方を変える? 「WORK VIEW 2022 はたらきがいを生むチームカルチャー」
2022.5.11[ 働き方 ]
働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの人のワークスタイルが変化しました。とりわけ加速したのはリモートワークで、ワーカーは目的に合わせて自律的に働く場を選ぶようになりつつあります。その一方で、チームメンバーと接する機会が減り、チームマネジメントのあり方は複雑化してきています。
リモートワークをする人もオフィスで働く人もそれぞれが「はたらきがい」を感じるための要件は何か。それを明らかにするためにワークスタイル研究所では国内約3,000人のオフィスワーカーへの意識調査を実施し、レポートとしてまとめました。
本レポートは昨年度発刊した「WORK VIEW 2021」の続編です。前作では「価値観」という個人の内的特性に焦点を当てましたが、本レポートではそれに加えて外的な環境である「チームカルチャー」を取り上げ、個人とチームの両面から「はたらきがい」を感じられるチームのあり方を紐解きます。
例えば、「『はたらきがい』を高める11のポジティブ体験」、「チームカルチャーを構成する4つの要素」、「『はたらきがい』を高めるチームカルチャー要素」「『個人の価値観とチームカルチャーの差』が『はたらきがい』に与える影響」など、個人やチームの「はたらきがい」を高めるうえで指標となるデータを示しています。
その中から、「チームカルチャーを構成する4つの要素」をご紹介します。
本レポートでは、個人の価値観とチームの価値観(チームカルチャー)が、「Challenge(挑戦心・ハングリー精神)」「Cultivation(成長意欲・自主性)」「Cooperation(協調性・関係重視)」「Customization(自分らしさ・柔軟性)」の4つの"C"から構成されていることを明らかにしました。
人によって、あるいはチームによって各要素の強さは異なります。
では、どのような要素が強いチームカルチャーのもとではたらくと私たちは「はたらきがい」を感じやすいのでしょうか。実は、「はたらきがい」の中でも「ウェルビーイング」を高めるのか、「エンゲージメント」を高めるのか、によって強化すべきチームカルチャー要素の優先順位が変わることを明らかにしました。
さらに、同じチームに所属していても「はたらきがい」を感じている人とそうでない人がいるように、個人の価値観とチームカルチャーのバランスによっても「はたらきがい」が左右されることを発見しました。それは、どのようなバランスなのか。詳しくはレポートでご紹介します。
本レポートは以下の構成です。
■「WORK VIEW 2022 はたらきがいを生むチームカルチャー」
第1章:プロローグ
第2章:「はたらく」が充実する体験
第3章:「はたらく」が充実するチームカルチャー
第4章:「はたらく」が充実するワークスタイル・ワークプレイス
第5章:はたらきがいを生むチームカルチャーの育みかた
第6章:エピローグ
Column A:[松尾 睦]経験を学びに変え、持続的な成長を導く
Column B:[高尾 義明]「ジョブ・クラフティング」で、はたらきがいを自ら生み出す
Column C:[唐沢 かおり]複数のアイデンティティを自覚して、対人関係の引き出しを増やす
Column D:[伊藤 亜紗]評価軸の刷新で豊かさをもたらす「うつわ的利他」の可能性
先にご紹介した意識調査レポートに加え、4名の専門家の視点からはたらきがいを育む環境を紐解いたインタビュー記事も掲載しております。
経営部門、総務・人事部門など組織のはたらきがいを設計される方はもとより、「はたらく」をより豊かにしたい一人ひとりのワーカーにとっても有益な情報が詰まったコンテンツとなっておりますので、ぜひご一読ください。
下記の「ダウンロードボタン」よりダウンロードをお願いいたします。
働き方・家具・オフィス空間の
最新情報をチェック!