ご担当者の声
オフィス環境調査を行ったことにより、庁舎の課題(特に文書量)が明確になり、それを踏まえて移転までの期間で対応することが出来とても良かった。
コクヨの庁舎空間づくり官公庁オフィスづくりのノウハウと事例をお届けします
第33回 日経ニューオフィス賞 中部ニューオフィス推進賞
名称垂井町役場
老朽化による耐震性・防災拠点機能の不足が問題視されていた垂井町旧庁舎。商業施設のコンバージョンによって、早期の新庁舎整備と建設費用の低減を実現。アクセス性が高い立地を活かしつつ、建築は減築・補強による耐震性向上やフロア中央部吹抜け設置による採光確保等で庁舎利用に必要な機能を確保。加えて垂井らしさを表現した外観デザインの採用や町民活動拠点となる垂井ホールの増築などを行い、「垂井らしさ」を未来に受け継ぐ拠点となることを目指しました。
コクヨは基本設計段階よりレイアウト作成や文書削減業務に協力。来庁舎・職員両方にとって使いやすい空間となるよう、設計支援を行いました。
1F 待合エリア
1F 窓口エリア
1F 待合エリア
内装や来庁者向け家具には県産材・町産材を活用し、「垂井らしさ」を表現。窓口カウンターはローカウンターを中心に配置し、来庁者から職員の「顔が見える」計画とした。待合の打合せスペースは職員も利用可能。
1F 環境井戸(吹抜け)
自然採光・換気の促進を図るため、フロア内に吹抜けを計4か所設置。
2F 展望ラウンジ
来庁者同士の交流や憩いの場として、眺望の良い2F西側にコミュニティスペースを設置。休日開放も可能。
1F 垂井ホール
屋外テラスとの一体利用等、多目的に利用可能なホールには、機能性・収納効率の高い家具を設置。
1F 執務室
執務室はオープンフロアとするため、収納庫は高さ約70cm以下で統一。文書量は移転前と比べ5割削減を実現。
1F 執務室内ミーティングスペース
2F 会議室けやき
自然採光を活かすガラス間仕切りは、ルーバー天井を妨げない設置計画とした。
オフィス環境調査を行ったことにより、庁舎の課題(特に文書量)が明確になり、それを踏まえて移転までの期間で対応することが出来とても良かった。