- #ユニバーサルデザイン
- #文書削減
深谷市役所
市民にも職員にもわかりやすく利用しやすい新庁舎
- Point1
- 「書かない窓口」を導入した総合窓口
- Point2
- 文書削減
- Point3
- 将来変化を想定したユニバーサルプラン
名称深谷市役所
- 2020/07
- 14,612㎡
- 630人
- 約143,000人
- 新築
事例詳細
老朽化に伴う耐震性の不足や、庁舎機能の分散化による市民サービス低下等の課題を抱えていた深谷市旧庁舎。「安全・安心な防災拠点、シンプルで機能的な庁舎」を目指し、新庁舎を建設しました。
明確なフロア構成によりコンパクト化を図った新庁舎は、市民利用の多い窓口を1階に集約し利便性を向上。申請書は手書きせず、職員が来庁者から情報を聞き取りその場で端末へ入力、来庁者は内容確認と署名のみで申請書作成ができる「書かない窓口」を新たに導入。申請書作成における来庁者の負担軽減を図っています。執務スペースはオープンフロア化し将来の組織変更等へ柔軟に対応可能なユニバーサルプランを採用。職員用のリフレッシュスペースを設けるなど、職員が働きやすい環境整備も行いました。
コクヨは新庁舎建設において、オフィス環境整備業務を受託。約3割の文書削減を目指した既存ファイリングシステムの見直しや新庁舎における収納計画、住民サービス向上を目指した空間設計など、2016年度より継続的に支援しました。
ご担当者の声
多くの市民の方が利用する部署を集約した見通しが良く明るい市民窓口を採用し、まちの「にぎわい」と連携できる交流・協働スペースを配置したことにより、市民に親しまれ、まちづくりの活性化につながる庁舎になりました。
事例写真一覧
1F執務室
将来変化への対応を考慮し、大型天板デスクによるユニバーサルプランを採用。デスクとイスはシックな建物内装に調和するカラーを採用。
窓口エリア
来庁者椅子の色を天吊りサインに合わせることで、わかりやすい窓口空間を実現。
共有スペース
カウンター近くに市民・職員が利用可能な打合せブースを配置。ゆるやかに仕切ることが可能な<マニット>を配置し、適度に遮蔽。
職員用休憩スペース
窓際スペースには柱間に合わせて幅調節が可能なハイカウンター<リージョンアジャスタブルカウンター>を採用し、一人用休憩スペースとして活用。
執務室
複合機や収納庫などの機能を集約したスペースを執務室後方に配置。