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山口県庁

地方創生テレワークのモデルオフィスとなる全国初の県庁内テレワークオフィス

テレワーク

Point1
テレワーク促進を目的としたモデルオフィス
Point2
多機能スペースの設置
Point3
ウェブ会議への対応

名称山口県庁

完成年月

完成年月
2021/07

対象面積

対象面積
200

対象人数

対象面積
40

自治体規模

自治体規模
133万

建築種類

建築種類
改築

事例詳細Overview

コロナ禍を契機として、テレワークによる場所や時間にとらわれない柔軟な働き方が普及し、都市部の若い世代を中心に地方移住への関心が高まっています。山口県では、こうした動きを捉え、本県への新しい人の流れの創出・拡大につなげていくため、地方創生テレワーク※のモデルオフィスとして、一般の方が無料で、自由に利用できるテレワークオフィスを全国で初めて県庁内に開設しました。

山口県庁本館棟1階(県民ホール内)に設置されたテレワークオフィスは、元々の建物床が石材のため、床に配線を通せるよう12cm程度床上げを実施。ソロワークに対応したブースタイプの執務スペースのほか、オープンミーティング、セミクローズドミーティング、ハイカウンターなど多機能スペースを整備し、目的に合わせた場所を選べるよう配慮しました。 WEB会議に対応した個室ブースのWORK POD<ワークポッド>は、ガラス面を一部シート張りにするなど利用者の心理的安全とプライバシーに配慮しています。天井が高く視線の通るオープンな空間を活かし、全体的にくつろぎながら利用できるカジュアルでリビングライクな空間を目指しました。

※地方創生テレワーク…テレワークを活用して「転職なき移住」(都会での仕事を辞めることなく、地方へ移住すること)を実現し、地方創生に資することを目指す取組。

ご担当者の声Voice

山口県は、県内全域において「転職なき移住」を実現することを目指し、市町や関係団体、民間事業者と連携しながら、都市部のテレワーカーを積極的に受け入れる中核的施設として全国で初めて県本庁舎内に地方創生テレワークのモデルオフィスを開設しました。

「YY!SQUARE(ワイワイ!スクエア)」と名付けたこの施設を核として、都市部での新しい働き方の普及や、地方移住への関心を高めることによって本県への新たな人の流れの創出と拡大につなげていくこととしています。

「YY!SQUARE」は、本県へのテレワーク移住者の方はもちろん、他の用件で来庁された方にもご利用いただける施設となっています。窓越しに桜や紅葉の景観も楽しめる緑豊かな空間で、充実したテレワークを体感いただけます。ぜひお立ち寄りください。

  • 神田 修氏

    山口県

    総合企画部 中山間地域づくり推進課

    神田 修氏

事例写真一覧Gallery

【山口県庁テレワークオフィス】全景

全景

床に配線を通すため12cm程度床上げをして、ロビーとの区画を緩やかに区別。

【山口県庁テレワークオフィス】受付エリア

受付エリア

テレワークスペースのため、一時利用のパーソナルロッカーを配備。

【山口県庁テレワークオフィス】執務スペース

執務スペース

大型天板テーブルを採用し、下肢空間を広く確保。デスクトップパネルでプライバシーに配慮。

【山口県庁テレワークオフィス】オープンミーティング、ソロワークブース

オープンミーティング、ソロワークブース

移住等相談に対応可能なテーブル席と、周囲の視線をゆるく遮るソロブース。

【山口県庁テレワークオフィス】ハイカウンター・ソファー席

ハイカウンター・ソファー席

リフレッシュやコミュニケーションに適した、DAYS OFFICE<デイズオフィス>シリーズのハイカウンターとソファー席。

【山口県庁テレワークオフィス】カウンター席・会議ブース

カウンター席・会議ブース

外の景色を眺めながら執務できるカウンター席と、ゆるく囲われた居心地の良い会議ブース。

【山口県庁テレワークオフィス】WEB会議用ブース

ウェブ会議用ブース

近年増加傾向にあるWEB会議に対応した個室ブース席。床レベルを周囲の床と合わせ、安全面にも配慮。目隠しのためガラス面を一部分シート貼り。

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