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2022.3.31[ オフィス運用 ]
これまで業務で利用する情報機器は、会社側が一括で調達して支給するのが一般的でした。BYODを導入することで、社員と会社にどのようなメリットが生まれるのでしょう。
社員のメリットとして考えられるのは、同種の端末を「2台持ち」する必要がなくなり、普段から使い慣れた端末で仕事ができるようになること。 一方の企業のメリットとしては、端末購入費や通信費の一部などのコスト削減が挙げられます。かかった経費が社員の持ち出しになってしまわないように、通信費の一部を会社が補助するといった運用が行われることが多いようです。
もちろん業務で個人のPCを使用するとなると、導入するソフトウェアの種類や業務中にできる機能やアクセスできるサイトを企業側が完全にコントロールするのは難しく、また本来私用の端末であるため会社側がどこまでの情報を取得・把握するかといった懸念点もあります。
懸念点を考慮したBYODに向けた取り組みのひとつに、仮想デスクトップがあります。在宅勤務や他拠点でのオフィスでの業務の際、仮想デスクトップにアクセスすることで端末を選ばず、どこにいてもオフィスと同等の環境で仕事をすることができます。さらに、データの保存はサーバのみで端末自体にはデータを持たないため、盗難・紛失による情報の漏洩を防ぐことができます。
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