HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「デザイン経営」
2022.9. 1[ その他 ]
デザイン経営とは、デザインの持つ力をブランドの構築や事業におけるイノベーションの創出に活用し、多様な人やユーザーと事業の接点を、新たにデザインするというアプローチです。
デザイン経営では、企業側の技術や考えを起点とするのではなく、人やユーザーを中心に考え、従来の発想にとらわれることなく、デザインによって柔軟に課題の解決策を生み出していくことが重要であるされます。
デザイン経営の事業プロセスには、あらゆる面にデザイン思考(デザイナーの思考方法で経営の問題を解決する手法)が取り入れられています。事業や商品開発はもちろん、企業文化の醸成や人材教育に至るまで、デザイン力によって、自社の持つ資産や技術、価値を高めながら、市場のニーズに応える新たな商品やサービスを生み出していきます。
日本では、2018年には「デザイン経営宣言」が発表され、経済産業省や特許庁が普及を推進しています。海外の企業のように、自社の強みをデザインの力で表現し、国際社会で高い競争力を発揮できるグローバル企業の育成に力を入れています。
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