働き方用語辞典 「二拠点生活（デュアルライフ）」

二拠点生活（デュアルライフ）

2つの地域に拠点を構えて生活をすること

二拠点生活とは、2つの拠点を構えて生活をすることで、デュアルライフとも呼ばれます。例えば平日は都市部で仕事、休日は自然の多い地域やリゾートなど自分の好きな場所で生活をするというライフスタイルです。

インターネットなどの通信環境の発達やオンラインサービスの普及により、オフィス以外の場所でも仕事ができる環境が広がり、企業・職種・業種によってはリモートワークの導入が進んでいることも、二拠点生活を実践する人が増加する背景になっているといえます。

子育てのため、趣味や気分転換のためなど、もう一つのエリアに暮らしの拠点を持つことの目的は様々ですが、旅行ではなく「拠点」として2つ目の生活の軸を作ることで、地域とより深い関わり方ができます。新たな交友関係を広げたり、地域貢献ができることは大きなメリットといえます。

しかし、二拠点分の住居や家賃、二拠点を行き来するための交通費などの生活コストもかかるため、実行には生活基盤の準備が必要です。お試し移住などのシステムや、移住制度を設けている行政機関もありますます。関心がある人はこれらのサポートを活用し、試験的に体験してみるものいいでしょう。