HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「介護休暇制度」
2023.2. 2[ 働き方 ]
介護休暇制度とは、労働者の家族が要介護状態にある場合、介護や世話のために半日単位や時間単位で取得できる休暇制度です。介護休暇は、育児・介護休業法で定められた制度で、雇用期間6ヶ月以上の全労働者が取得でき、正社員をはじめ契約社員や派遣社員、パート、アルバイトも含まれます。また、労働基準法による年次有給休暇とは別に取得できますが、介護休暇が有給・無給かは会社の規定によります。
■介護休暇制度のポイント
・取得できる日数
対象家族が1名の場合は年5日まで、対象家族が2名以上の場合年10日まで
・対象となる家族
配偶者(事実婚を含む)、父母、子、配偶者の父母、祖父母、兄弟姉妹、孫
・要介護の状態
負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により、2週間以上の期間にわたり常時介護を必要とする状態
介護休暇は食事・排泄の介助や通院の付き添いなどの直接的な介護だけでなく、ケアマネジャーとの面談や買い物、介護保険の手続きなど間接的な介護も対象に含まれています。仕事と介護の両立をサポートする制度として、活用が期待されています。
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