HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「メンター制度」
2022.11.17[ その他 ]
メンター制度とは、豊富な知識や職業経験のある先輩社員が、後輩社員に対して課題解決のサポートをし、成長を支えることです。サポートする側をメンター、サポートを受ける側をメンティと呼びます。メンターは必ずしも直属の上司や先輩でないことも多くあり、業務上の悩みはもちろん、メンタル面でのサポートも行います。
メンター制度が注目されるようになった背景には、入社3年以内の若手社員の離職率の高さがあります。離職理由に多い、「社内の人間関係や職場環境に適応できない」という課題の解決策として取り入れられています。
・社内コミュニケーションの活性化 ・メンティ社員の成長とモチベーションの維持 ・メンター社員自身の成長と振り返り
・メンターとなる社員負担が増える ・対応や質にばらつきがあったり、相性によっては逆効果になる
より効果的に制度を活用するためにも、メンターの役割を明確化することやメンターへの教育などを行う必要があります。
メンター制度活用の場面は、新入社員や若手社員に対するものだけではありません。ライフステージの変化による働き方の悩みを、経験者がサポートする女性社員向けメンター制度、管理職に対して一般社員がメンターとなり世代間ギャップを埋めることを目的としたリバースメンタリング制度など、多様な取り入れ方をしている企業もあります。
コクヨでも、メンター制度を採り入れ、メンターとメンティが集まるスペースを設けたりして、制度の活性化につとめています。
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