HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「OJT」
2022.6. 2[ その他 ]
新入社員教育の場面でよく耳にする「OJT」。「On the Job Training」を略した言葉で、業務未経験の新人社員や後輩に対して、業務で必要となるスキルや知識を、上司や先輩がトレーナーとなり、日々の実務を通じて指導をしていくという教育方法のことです。OJTによる指導には、具体的な計画と目標を定め、継続的に行っていくことが理想的です。
原則として一人の新人に一人のOJT担当者がトレーナーとしてつき、実務を進めながら指導を行うため、トレーナーの指導力や実務に対する理解度が、新人のその後の働き方に大きな影響を与えるともいわれています。指導を受ける側だけでなく、トレーナー側にとっても自らのこれまでの仕事を見直し、より深く理解することにつながるため、お互いにとって大切な成長の機会となるといえます。
期待されるメリットとしては
・新人とトレーナーの距離が近く、仕事に対する不安なども気軽に相談できる
・トレーナーが新人と他の社員とのハブとなり、職場になじみやすくなる
・マンツーマン指導で、実務に即した教育を行うことにより、効率的に即戦力やスキルがつく
などがあげられます。
OJTと平行してよく行われる社員教育として「OFF-JT」があります。これは「OFF the Job Training」の略で、職場を離れて社内外で行われる研修や教育訓練を指します。
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