HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「オウンドメディア」
2022.11.24[ その他 ]
「オウンドメディア(owned media)」とは企業や組織がマーケティングを目的とし、自社で保有・情報発信するメディアのことをいいます。具体的には、ウェブサイトやブログ、自社発行の広報誌やパンフレット、カタログなどがオウンドメディアに含まれます。ブランディングや消費者との接点を持つためのツールとして活用し、オリジナルのコンテンツを運営する企業が増えています。
オウンドメディア最大の特長は、企業が運営を続ける限り継続的に情報を掲載でき、WEB上に企業に関する情報やコンテンツが蓄積されていくという点です。消費者が検索エンジンで関連するキーワードを検索したとき、関連した過去のコンテンツが表示され、接触する機会を増やすことができます。
オウンドメディアを運営するメリット
・継続的なブランディング
・自社のサービスや商品を広め、ファンを増やす
・情報発信による集客とコンテンツの蓄積
・ターゲットとなる顧客情報を収集したり、分析できる
オウンドメディアは、「ペイドメディア(payed media)」、「アーンドメディア(earned media)」と並ぶ、企業が消費者に情報を届けるマーケティングで核となるメディアの一つとされます。
※ペイドメディア・・・広告費を払い広告として他社メディアに情報を掲載する。広告出稿をやめると、露出と流入がなくなってしまうため、期間や情報が限定的である。
※アーンドメディア・・・SNSなどでの情報発信。費用や手間をかけず手軽に発信できるが、情報が拡散されるかどうかはユーザーのフォローや共有に頼られる。また、過去の発信へのアクセスが弱く、検索エンジンで探されにくい。
オウンドメディアは、自社のサービスや商品の情報を伝えるだけにとどまらず、ユーザーにとって役に立つ情報や納得できる情報などを丁寧に伝えることで、企業のファンを増やし、顧客とのコミュニケーションツールとして活用が増えています。
働き方・家具・オフィス空間の
最新情報をチェック!