HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「パーパス」
2022.8.25[ その他 ]
パーパス(Purpose)は目的や意図という意味ですが、ビジネスの場面では「存在意義」という意味で使われます。企業の存在意義(何のために存在しているのか、その意義のためにどのような事業を展開していくのかなど)を明文化したものが「パーパス」です。企業経営やブランディングの観点から企業の存在意義やパーパスに対する関心が高まっています。
パーパスは企業理念・経営理念と近い概念ですが、次のように区分されます。
・企業理念・経営理念:組織としての価値観や創業者の想いを言葉に表現したものが多い
・パーパス:社会とのつながりを強く意識した上で、組織の存在意義を文言化したもの
近年、日本企業でもパーパスに意識や注目が高まってきている理由や企業で採用するメリットとして、次のことが挙げられます。
■パーパスが注目が高まっている理由
・会社と従業員が目的を共有・共感しながら関係を構築していく動きが、世界的に拡大
・DXの推進やコロナ禍で、改めて企業や従業員自らがすべき事業への意識や関心の高まり
■企業にパーパスが根付くメリット
・ビジネスにおけるよりよい意思決定ができるようになる
・従業員の自主性の向上、そして社会的意義を持つ持続可能な事業開発への発展
このように、パーパスが社内外に広く浸透することで、企業としての利益や信頼獲得だけでなく、社会貢献に繋がることが期待されています。
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