HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 働き方用語辞典 「スモールトーク」
「スモールトーク」とは、本格的な会話をする前のアイスブレイクや、よく知らない者同士が様々な話題で言葉を交わす世間話や雑談のことを言います。
スモールトークが発生する場面はさまざまですが、ちょっとした会話が緊張感や気まずい雰囲気を和らげ、円滑なコミュニケーションにつなげることができます。
特にビジネスシーンでは重要なコミュニケーションスキルのひとつです。初対面の相手との関係構築はもちろん、普段の会議においても発言しやすい状態を作るのにも役立ちます。不特定多数参加するワークショップや、研修などでアイスブレイクで使われます。
また、オフィス内のインフォーマルコミュニケーションの手段としても有効です。当たり障りのない短い会話をするだけでも距離が縮まり、お互いの共通点や相手の関心分野などの情報を収集することができます。さらに自分のことを知ってもらいたい相手に、アピールする機会としても有効でしょう。
■スモールトークの実践ポイント
・プライベートなトピックは避ける
政治や宗教、結婚などの話題は避け、普遍的な話しやすい話題を選ぶ
・自由な回答ができる質問をする
会話が広がるよう、はい、いいえで終わる質問は避ける
・心からの関心を示す
聞いたふりをしたり聞き流したり、会話に興味のない態度を取らず、真摯に対応するようにする
・アクティブリスニングを心がける
相手の目を見てしっかり耳を傾け、リアクションしながら積極的に話を聞くようにする
■スモールトークに使えるトピック
誰もが知っている軽いトピック、その場にあった話題がおすすめです。
・天気
・スポーツ
・食べ物
・仕事
・趣味
・芸術
・有名人
・相手の服装
人見知りをしたり、初対面での会話が苦手という人も多いですが、スモールトークを切り口に会話が弾み、ビジネスが円滑に進んだというケースも少なくありません。
事前にどういう話題で話すのか決めて練習を重ねると、実践でも自然なトークが楽しめ、話しやすい雰囲気を作ることで、良好な人間関係も築くことができるでしょう。
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