HOME > オフィスづくりに役立つコラム > 【オフィスのチカラ】座りすぎ問題、みんなどうしてる?
2022.7. 5[ 家具 ]
「座りすぎ問題」という言葉をご存知ですか?座りすぎによる健康リスクは喫煙並みというショッキングな報道も目にされたかたもいるのではないでしょうか。
2012年にオーストラリアで報告された調査によると1日の座位時間が4時間未満の人に比べ、4~8時間、8~11時間、11時間以上と長くなるに従って、世界保健機関(WHO)が推奨する身体活動量を満たしていても、死亡のリスクが11%ずつ高まるということです。また、平日の座位時間について世界20カ国の成人を対象に行った調査では、日本人が1日420分で、20カ国中で最も長いことがわかっています。
では、ワーカーは座りすぎによる健康リスクをどのように考えているのでしょうか。全国のホワイトワーカー1,100人を対象にコクヨ株式会社が実施したアンケート調査では、8割近いワーカーが座りすぎを問題視しているのに対し、その中でも取り組みをしている人は6割を下回ってるという結果に。
また、取り組み内容も「業務中に意識的に歩くようにする」という、本人の心がけに掛かっているものが多いようです。そしてその取り組みで十分だと考えている人は、たったの1割しかありません。
座りすぎによる健康リスクをワーカーの自主性に任せて解決するのが難しい現状を鑑みると、社員の健康を守るためには、オフィスの中に無意識に身体を動かす仕掛けを取り入れて座りすぎ問題への対策を講じる必要がありそうです。
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