- #ユニバーサルデザイン
- #サイン計画
つくば市役所
外国人利用者や人口増加への対応力を備えた窓口計画
- Point1
- ユニバーサルプランの導入
- Point2
- 外国人利用者にもわかりやすい窓口
- Point3
- ユニバーサルデザインへの配慮
名称つくば市役所
- 2010/03
- 21,004㎡
- 903人
- 約203,000人
- 新築
事例詳細
つくば市はこれまで7ヶ所あった庁舎を1ヶ所に集約し、住民サービスの向上および業務効率化のために、2010年5月に新庁舎をオープンさせました。コクヨは新庁舎のオフィス環境整備コンサルティング業務を受託し、市民との協業の拠点となる新庁舎にふさわしい窓口・待合をはじめ、執務エリアも含めた庁舎空間を計画しました。
人口増加が進むつくば市は海外からの研究者や留学生が多いので外国人の人口が多く、また研究者や学生が多いため、市民窓口課の窓口では毎年3~4月には転出入者が激増するという特徴があります。外国人や新入生など初めて市役所を訪れる来庁者にもわかりやすく、安心して手続きできるよう、ユニバーサルデザインに配慮した窓口サインと窓口空間を実現しました。
執務エリアではユニバーサルプランを導入することで、将来的な組織変化へも対応できます。また、会議室も利用状況に合わせた設えの提案を行うことで、使い勝手と省スペース化を両立しました。
事例写真一覧
窓口
窓口サインはつくば市ガイドラインに従い作成。内照式のサインは黒い下地に白抜きの文字を採用し、市民の見やすさに配慮しています。
エントランス
正面玄関から見たエントランスホール。総合案内カウンターやわらかいR形状で、おもてなしの心を表現しています。
窓口カウンター
プライバシー配慮のため、各ブースごとに可動式の仕切り板を導入。ハイカウンターはトップシェルフを採用し、ローカウンターへの切替も可能です。
執務スペース
全フロアにユニバーサルプランを採用。デスクスペースと収納スペースを明確にゾーン分けすることにより、将来の組織変動にも対応できます。
防災会議室
会議室は可動式パネルスクリーンを採用。頻度の高い小人数でのミーティングから大規模な会議まで対応可能です。
待合
記載台はユニバーサルデザインに配慮し健常者、車イス利用者とも利用できるタイプのものを配置しています。