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- #サイン計画
四万十町役場
内装に地域材を使用した温かみのある庁舎
第28回 日経ニューオフィス賞 四国ニューオフィス推進賞<四国経済産業局長賞>
- Point1
- 建築・内装に地域材を活用
- Point2
- ユニバーサルプランの導入
- Point3
- ユニバーサルデザインへの配慮
名称四万十町役場
- 2014/03
- 6,100㎡
- 208人
- 約18,700人
- 新築
事例詳細
高知県の窪川町、大正町、十和村の2町1村が合併して誕生した新しい町の新庁舎は、駅前という交通利便性の高い場所に立地しています。コクヨは、「コクヨ-四万十・結の森プロジェクト」の四万十町有林から産出されたヒノキの間伐材を用いて、窓口カウンター等の企画・設計・施工等を手掛け、間伐材使用製品のプロトコルカウンターを納品しました。
コンセプトに「町のシンボルとなり、永く町民に親しまれる、四万十町らしさを追求した多機能庁舎」を掲げた新庁舎は、四万十町産のヒノキの間伐材をふんだんに使用した建築、家具で構成された、独創的かつ明るく温もりのある空間に仕上がりました。執務エリアはユニバーサルプランを採用し、スペースの効率化、人事異動時のコストの削減を図っています。
こちらの庁舎は、第28回 日経ニューオフィス賞 四国経済産業局長賞(2015年)を受賞しました。
事例写真一覧
西庁舎1F 待合ロビー・総合案内・税務課
共有部分を中心にヒノキ材を使用し、四万十町らしさを演出。カウンター用イスとサインは同色で課ごとに色分けをしています。
庁舎3F 危機管理課・総務課・企画課
職員の出入りのしやすさとセキュリティに配慮したスイングドアを採用。
西庁舎3F 町長室
内装、備品ともに地域材(ヒノキ)で統一しています。備品はコクヨでデザインし造作にて対応。
東庁舎1F 地域交流センター・多目的大ホール
誰もが快適に使えるよう、ユニバーサルデザインの会議テーブル<LISMA(リスマ)>および<Satio(サティオ)>を採用。
西庁舎3F 倉庫
高い収納効率を実現する電動ラック。
外観(西庁舎)
庁舎機能が入る西庁舎と、町民支援機能や議会の入る東庁舎を、駅をまたぐ自由通路が繋ぐ庁舎です。内外装の木部は町有林の四万十ヒノキ材を使用。