- #ユニバーサルデザイン
那賀町相生役場
町産材の活用推進拠点となる新庁舎
- Point1
- 建築・家具に地域材を活用
- Point2
- ユニバーサルデザインへの配慮
- Point3
- 温もりあるおもてなし空間の演出
名称那賀町相生役場
- 2016/03
- 912㎡
- 39人
- 約9,300人
- 新築
事例詳細
徳島県の南部に位置する那賀町は、標高1,000m以上の山々に囲まれ、地域の9割以上が森林の中山間地域です。2016年1月に完成した那賀町の相生支所は、建物および家具に那賀町産の木材をふんだんに使用しており、那賀町における林業推進の発信拠点でもあります。コクヨは那賀町の地域材を利用した家具を中心に、庁舎全体の家具を入札にて受注、納品しました。
窓口カウンターには那賀町産材ヒノキを使用したプロトコルカウンターを納品。高齢者や車椅子利用者に配慮したユニバーサルデザイン仕様でありつつすっきりとしたデザインは、木造建築の庁舎をより魅力的な空間にしました。
カウンター以外にも、執務空間内の収納庫天板や会議室のテーブル天板、ローパーティションにも那賀町産材を使用。木の香りと温もりが庁舎全体にあふれています。
事例写真一覧
住民窓口カウンター
プロトコルカウンターとUUチェアで温もりのあるおもてなし空間を演出。カウンター前イスと待合イスは張り地色を統一しています。
住民窓口カウンター
カウンターと執務スペースの間には収納庫やデスクトップパネル付き作業スペースを設置し、職員のPC画面等が来庁者に見えないよう配慮しています。
住民窓口カウンター
各窓口はハイカウンターとローカウンターを組み合わせて構成し、一部にトップシェルフを使用。柱位置を考慮しデスクをレイアウトすることで、動線をすっきりとさせています。
中会議室
床・壁オール木質系の会議室に合わせ、テーブル「フウビ(FUBI)」とUUチェアーを採用。
大会議室
フラップテーブルの天板には那賀町産材を使用。木フレームのイスはスタッキングが可能です。
執務内ミーティングコーナー
ミーティングテーブルの天板に那賀町産材を使用。廊下と執務室を仕切るローパーティションも町産材で製作しました。
外観
新築建て替えの庁舎は、平屋の木造建築です。