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- #サイン計画
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守口市役所
民間企業の旧社屋をコンバージョンした新庁舎
- Point1
- コンバージョンによる工期短縮
- Point2
- ユニバーサルデザインへの配慮
- Point3
- 既存什器の転用でコストダウンを実現
名称守口市役所
- 2016/11
- 29,600㎡
- 700人
- 約142,500人
- 改築
事例詳細
築60余年の本館と4棟の別館からなる守口市旧庁舎は、老朽化が進み耐震性に問題を抱えていました。平成27年、守口市は本庁に隣接する某電機会社の旧本社ビルを取得。改修工事を行い、新庁舎としてオープンしました。
コクヨは設計業務とは別途発注されたオフィス環境整備業務を受託。現状調査を元に議場・書庫を含む各階のゾーニングを検討し、市庁舎として使い勝手の良いレイアウトを提案。また既存什器の転用も積極的に行い、事業費のコスト削減に貢献するとともに、移転管理までをトータルで支援しました。
移転にあたり市民の利便性向上を目指し、行政を1~6階に、そのほかのフロアに議会、国・府の機関など外部団体を配置。 また1階に市民交流スペースと証明発行窓口を、2階に総合窓口をそれぞれ配置することで、「市民の安全と安心を守る防災拠点、人と環境にやさしい、市民に開かれ、親しまれる庁舎」として整備しました。
ご担当者の声
新規什器はもとより既存什器についても、ユニバーサルデザインに配慮した配置を行ったことにより、市民・職員にとって使い勝手の良い庁舎となりました。
事例写真一覧
2F 総合窓口課
ユニバーサルデザインに配慮し、マドレ・プロッティ・EFカウンターを採用。窓口サインはカウンターと同じ木調のデザインにすることで、ぬくもりのある空間を表現しました。
2F 市民窓口(課税・納税・保険課)
待合イスをカウンターに対して斜めにレイアウトし、通路幅を確保しています。またそうすることで来庁者と職員の目線が直接合うことがないため、それぞれ安心して手続きが行えます。
2F 課税課カウンター
業務内容や機能に合わせて、ローカウンター・ハイカウンター・ブースカウンターを組み合わせてレイアウトしています。執務エリアと窓口をつなぐカウンター間の通路には、出入りがしやすくセキュリティを確保できるスイングドアを採用しています。
1F 証明発行窓口
手続きがスムーズに行えるよう、ハイカウンターとローカウンターを併用しています。また、ハイカウンターには手続きをしている人が手荷物を置けるよう、来庁者側に棚を設けています。
委員会室
教育センター
研修室・図書コーナー・面談室等の機能があります。
書庫
集密書架には収納効率が良く、操作が簡単なハンドルラックを採用しました。
議場
傍聴席には報道関係者席や車いすの方の席、親子室なども設えています。